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カップラーメンを待つくらいの間でわかる音楽講座 周りに合わせるだけではグルーヴしない b labo vol.82

周りに合わせるだけではグルーヴしない

矛盾しているように聞えますが、バンドにおいて周りに合わせる意識は持たないほうが良い。合ったとしてもよくまとまっているだけでそれ以上のものにはなりません。

個々がしっかりとしたリズム感なりビート感を出す、これが大切です。

通常バンドにおいてリズム隊はドラムとベースです。
これを車のエンジンにたとえるなら2気筒の馬力ということです。
ギターやキーボードなどもきちんとリズムを出せば4気筒になり、メンバー全員が出せば人数分の馬力が出せます。
想像したら夢のようなグルーヴパワーですね。

しかしこれには注意が必要です。

まず「よいリズムとはどういうものか?」と考えて日常の鍛錬をしておくこと。基本ができていなければ、単なる自分勝手や他者の足をひっぱることになります。

そして曲に対する意識は統一する必要があります。

これには様々なジャンルや年代の曲をよく聴いて、それぞれの違いをきちんと認識しておかなければいけません。

「JB’Sみたいにファンキーに」とか
「ブッカーTみたいにちょっといなたく」これだけの説明で
「あぁ、あのノリね」と理解してやるということです。

ビートルズとかモータウンなど歴史的に意義の大きい音楽は、やはりよく聴いてノリやニュアンスを知っておくべきでしょう。

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