カップラーメンを待つくらいの間でわかる音楽講座 ドラムを聴いてタイム感を養おう b labo vol.17
ドラムを聴いてタイム感を養おう
もし、世界中に溢れている星の数ほどの曲を拍子ごとに分類したとしたら・・・
4拍子が6割強(含2拍子)、3拍子が3割、のこり数パーセントがその他の変拍子になるのではないか。(ざくっとした予想です)
いずれにせよ4拍子の曲が圧倒的に多いので、まずは4拍を正しく数えることが大切です。いままで「くって入る」とか話して来ましたが、どこが1拍目なのか?ここを間違えるとその後全部がずれてしまいますから気をつけましょう。
1拍目がわかればあとはテンポにあわせて「ワン・ツー・スリー・フォー」と数えるだけですが重要なのは2拍・4拍に重心を置くこと、1拍・3拍は数えるというより心の中で呟くまたは感じる程度がよい。この感覚をきちんと身に着けるには、やはりドラムをよく聴くことです。
ポップスやロックで8ビート・16ビートの曲ではスネアドラムが2拍・4拍を打っているのでこれはわかりやすい。
ジャズなどの4ビートの曲ではハイハットが2拍・4拍を知らせてくれます。チッ・チッという音をよく聴きましょう。これは結構難しいですし、速い曲になるといつの間にか1拍・3拍にひっくりかえってしまいます。かなりの訓練が必要となります。
レゲェになるとバスドラムで2拍・4拍を打つのが基本です。アフタービートに惑わされないように気をつけましょう。
(その2へつづく)
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