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【マリは一体何者なのか!?】数々の謎を解説&考察!!!

どうもこんにちは、B級庶民ところてんです。よろしくお願いします。

シン・エヴァンゲリオンの公開は延期されましたが、
本当ならもうすぐエヴァが公開される予定だった日(6/27)ですね。

今回は前回のマリ・アスカの考察に引き続き
マリは何者なのか、考察していきたいと思います

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現在、マリとは何者なのかというのは結局Qでもあまり語られていなくて、
謎が多い人物です。

むしろQではマリの言動からさらに謎が生まれました。

それらのマリの謎を大きなところで4つにまとめると

・破で2号機の裏コードを知っていた
・Qでゲンドウを”ゲンドウ君”呼びしていた
・Qの綾波レイに「オリジナルはもっと愛想があった」と言っていた
・マリの目的・エヴァに乗る意味は何か?


という4つに絞ることができます。
今回はこの4つの謎を軸にマリを考察していきます

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まず私の考えでは、マリは大きく分けて

2通りのキャラ設定が考えられると思います

それは
「マリの年齢は実はもっと上である」パターンと
「マリも年齢はシンジたちと変わらない」というパターンです。

まず「マリの年齢は実はもっと上であるパターン」から考えていきます。


「漫画版で登場した設定から引き続いてる?」


この内容は前の記事(マリ・アスカ親子説)↓

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でも触れたのですが、
漫画版ではユイやゲンドウたちの研究室に16歳の少女としてマリが登場しています。
もし新劇場版でもこのような時系列の設定だとすると、

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破の時点でマリは33歳になります。

そう考えるとこの時点で今回挙げている謎の中の
・Qでゲンドウを”ゲンドウ君”呼びしていた
・Qの綾波レイに「オリジナルはもっと愛想があった」と言っていた

という2つは

もともとゲンドウのことを知っていて同じ大学にいたので君づけしている。
・綾波レイのオリジナルの存在、ユイのことを知っていた。

ということで説明がつきます。

またもし年齢が上ならば、見た目と比例していないので、
その若さの理由として考えられるのは「エヴァの呪縛」です。

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エヴァの呪縛は、Qのときに14年間も立っているのに見た目が変わらない理由としてアスカが口にしています

これにはおそらくエヴァに搭乗していることが条件なので、
年齢が16歳あたりで止まっていることから考えると、

かなり初期段階でエヴァの開発の時に

エヴァに搭乗しているということになります。

つまり、エヴァの呪縛があるならエヴァの開発に関わっていたという考えになるので謎の1つの
・破で二号機の裏コードを知っていた
というのは説明がつきます。

そして4つ目の謎、
・マリの目的・エヴァに乗る意味は何か?
というところなんですけど、
これは漫画版から考えると、やはりユイの存在が大きく関わってくると思います
実際マリは漫画版ではユイに対して好意を寄せていました。

つまりエヴァ初号機に好意を寄せていたユイが取り込まれたため、
エヴァに乗る目的ができているのかもしれません。

またユイの息子のシンジを見守るという目的もあるかもしれません。
シン・エヴァンゲリオンの冒頭では、

「どこにいても必ず迎えに行くから
 待ってなよ、ワンコくん」


というセリフからシンジを特別視していることもわかります。

ここまでが「マリの年齢が実はもっと上であったパターン」で考えられることです。


これでも4つの謎に説明はつくのですが、
私的には2つ目の
「マリも年齢はシンジたちと変わらない」というパターンを推しています。

ここからはこのパターンで考えられることと、なぜ推すのか話していきます。


つまりここからが「今回のメイン」です。


「マリはもともとネルフとは違う第三の組織に入っていた?」

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破の冒頭でマリが仮設五号機に乗って、第三の使徒と戦うシーンがあります。

これはマルドゥック計画と言って、
第3使徒を解体したりエントリープラグをさしたりして、使徒を制御できないか実験していたようです。

ここでは加持リョウジが暗躍し、第三使徒を覚醒させ、
マリの登場している仮設5号機に戦わせて、基地が爆破、
ゲンドウの目論見通り、マルドゥック計画は頓挫します。

この時マリはやっとエヴァに乗れたと発言しており、
長年マリの中ではエヴァに乗ることが目標であったと思われます。

そしてこのマリのエヴァへの搭乗を手助けしたのも、
加持リョウジです。

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つまりマリと加持リョウジはもともと
何かの協力関係にあった考えられます。


そしてその協力関係はネルフでもゼーレでもない、違う組織を通じてだと私は考えています

それこそが破で出てきた

「国際環境機関法人 日本海洋生態系保存研究機構 海洋資源保存研究施設」です。

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ここでは、赤い海(コア化した海)を生命の住める、青い海に戻す研究をしており、
実際破の時点で、そのコア化を直す技術を手に入れているようです

そしてこの組織こそがのちに

ヴィレになっていると考えています


ネルフに悟られないように日本に極秘入国したり、ネルフに無断でエヴァ二号機を動かせたのも、
ネルフとは違う、この組織や加持を通じているからであり、

マリはアスカたちより前からこの組織に加入しており、
そのおかげで8号機パイロットにもなれたのだと思います。


つまり、その元からあった加持のコネを使ってパイロットになったからこそ
マリはアスカには「コネメガネ」と呼ばれているのだと説明がつきます

ー追記ーーーーーー
もともとかなりの訓練を受けてパイロットになったアスカと違って、
コネでなれているから+エヴァ二号機をぶっ潰した超本人だから嫌味を込めてそう呼んでいる。
逆に姫呼びは、使徒を身に宿しているアスカはネルフやヴィレの中で貴重に扱われている。
強気でわがまま、狙撃などに回っているから、役回り的に
眠れる森の美女的な感じで、姫ではないか。
ーーーーーーーーー

こう考えると4つの謎の1つ
・破で2号機の裏コードを知っていた
と言うのも説明がつきます。

加持はもともと二号機を作ったユーロネルフにも足を運んでいたので、
2号機に関しての機密情報は知っていると思います。
それらの情報をマリは横流ししてもらったのではないでしょうか

またミリオタの相田ケンスケがエヴァなどの情報が筒抜けなほど
実はネルフは情報ダダ漏れだったりします(笑)

なので二号機に関する情報を手に入れるのは加持にはそれほど難しいことではないと思います。


そして4つの謎の1つ
・Qの綾波レイに「オリジナルはもっと愛想があった」と言っていた。
と言うのは、破の時にレイにたすけられたからだと思います。

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テレビアニメ版などの過去では、リツコの母親ナオコが
一人目の綾波レイを殺しているので、正確にはオリジナルにはならないと思いますが、

新劇場版では語られていないので、そのような過去がないとすれば、


あの時マリを助けたレイのことを綾波レイとしての”オリジナル”と呼んでもいいのではないでしょうか。


そして次は
・Qでゲンドウを”ゲンドウ君”呼びしていた
と謎に関してです。

私はこれをゲンドウと親しいと考えるのは、ミスリードではないかと考えています。

もしかしたら、単に誰にも媚を売らない、キャラクター性を表すのに
ネルフのワンコ君と同じく、

男性キャラに対しては君づけで呼んでいるだけの可能性もあります。

例えばもし加持にまた会うシーンがあったとして、加持君とか呼んでいたら、
ゲンドウ君と呼んでいたことになんの不思議もなくなってしまいます。

そして4つ目の
・マリの目的・エヴァに乗る意味は何か?
と言うことですけど、
これはマリのセリフで、

「自分の目的に大人を巻き込むのは気後れする」

と言っているので、
自身に個別の目的があることを匂わせています。

マリは戦闘することや、エヴァに乗ることを楽しいと言っており、
エヴァに乗ること自体ができれば彼女的には満足なのかもしれません

しかし、それではあまりにもキャラとして薄いので
ヴィレとして青い元の地球を取り返す目的や、エヴァに乗るために何か過去に背負っているものがあると
私は考えています。


つまり、これまでの内容をまとめると


4つの謎にも説明がつくので、マリはシンジたちと年齢は変わらず、
エヴァに乗るために加持のコネを使ったのだと

私は考えています。

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「まとめ」


補足なんですけど、
確かにマリの年齢がもっと上であった方が、時間を超えて目的を果たしに来ている、
という感じで、展開としては熱いんですけど、

それならここまでの間、17年も身を隠している必要はないし、
エヴァにもともと乗ることができる立ち位置なら、
ベタニアベースで加持などを仲介する必要もあまり感じないです。

しかしマリは新しいキャラとして出てきたからには、

何か特別な役割があるのではないかと考えています。

破の第10使徒との戦いや、Qでシンジのエントリープラグ を無理やり出した時など

身を張って何かをやっている展開が多いので、
自分の命をかけてシンジたちを守る展開などもあるかもしれないですね。

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またQからマリは一回もエヴァの外にいるシーンがないので、
そこもなにか意味があるかもしれません。

どちらにせよ、シン・エヴァンゲリオンでは過去の話が少し語られると思います。

今回の内容は以上です。


【動画でも解説しています】


【マリは一体何者なのか!?】数々の謎を解説&考察!!!

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