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『マリ、アスカ親子説』を徹底考察!!!

はいどうもこんにちは、B級庶民ところてんです。よろしくお願いします。

今回は以前から、取り上げられている1つの説
「マリ、アスカ親子説」について考察していこうと思います。

正直マリ自体がかなり謎が深いキャラで、
何かをわかりきった発言や、只者ではない雰囲気を漂わしています。
もしかしたらマリは物語の鍵となりうる人物なので、
彼女についての考察は新劇場版エヴァンゲリオンを考察する上でも重要だと思います。

それでは早速話していきたいと思います。


「マリ、アスカ親子説、根拠」

まずマリ、アスカ親子説がなぜ上がっているか、いくつか根拠を紹介したいと思います。

まず1つ目の根拠は、エヴァの呪縛という存在があることです。

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これは新劇場版で初めて出てきた設定で、
Qのときに14年間も立っているのに見た目が変わらない理由としてアスカが口にしています。

このエヴァの呪縛については他で詳しく考察するのですが、
この存在があるおかげで「エヴァパイロットは見た目から年齢を推測できない」という新たな要素が加わりました。

そして今回のマリは
劇中では懐メロを好んで歌っている。
Qではゲンドウを「ゲンドウ君」呼びにしている。
Qで冬月の見せた写真に赤メガネのマリらしき人が写っている。
二号機の裏コードを知っている。(制作に携わっていた?)

などのことがあり。
ここから実際の年齢はもっと上なのではないかという憶測が立っています。

そして漫画版では最終巻の夏色のエデンに、ユイたちがいる京都大学に飛び級してきた16歳の少女として
真希波マリが登場しています。

もしこの漫画で登場したままの設定の年齢だとして他のキャラと比較すると、

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という結果になり、マリはアスカらとは19歳差であるので、母親であってもおかしくはないということです。

つまり1つ目の根拠は

「エヴァの呪縛により見た目は若いが、実際はアスカを産むような

母親の年齢であっても不思議ではない」

ということです。


2つ目の根拠は、これが一番よく言われているのですが
破の第10使徒と戦うときに、マリがエヴァンゲリオン二号機を動かしていることにあります。

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エヴァンゲリオンはこれまでなら、エヴァの中の魂と呼応しシンクロして操縦していました
例えば初号機パイロットのシンジは初号機の中のユイと、
二号機パイロットのアスカなら、二号機のなかのアスカの母親キョウコの魂と呼応してアスカは操縦していました。
なのでマリがこのときに二号機を操縦できているのは、アスカとも繋がりがある人物なのでは?
という考察があります。

繋がりのある人物なら姉が存在していた説なども考えられるのですが、ひとつ目の根拠と照らし合わせると
少なくとも19歳ほど歳の差があるので、「マリが母親、アスカが娘の親子ではないか」という結論になります。

そして3つ目は
先ほど取り上げた写真にうっているマリらしき人物の髪型が、アスカの髪型に似ているからという話があります。

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これがマリ、アスカ親子説とその根拠なんですけど、
結論から言うと私は「マリ、アスカ親子説」は間違っていると考察しています。

ここからは私がこの説を否定する理由を述べていきます。


「マリ、アスカ親子説は間違っている?」

まず1つ目の否定材料は
アスカは母の姿を見てエヴァパイロットになっているはずだということです
アスカの母はTVアニメ版だと、エヴァ搭乗の実験の際に魂の大半を二号機においていったことで、
廃人と化し、自殺しています。

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またアスカ母に認められるためにパイロットを目指し、また母の死を目撃したせいで心に傷を負っています。
この設定は新劇場版でも健在だと思われます。

つまり母親という存在が生きているとすると、アスカがエヴァパイロットとしている理由と矛盾が生じてきます
また単純に考えて、母親ならマリの顔を見て母親だと認知するはずです。
なのでコネメガネ、姫などと呼び合うのはかなり不自然だと思われます。


次は、ならなぜ破のときに二号機を動かせたのか?ということを説明します。

もともとエヴァの操縦には魂の呼応が必要だと思われていたんですけど、
マリが二号機に搭乗するときにかかっているアナウンスを調べると、実は新劇場版では必要ではないことがわかります。

流れている英語のアナウンスを和訳すると以下の通りになります。

【 「エントリープラグ移動中。挿入固定位置まで、あと30秒」
  (Entry plug currently moving into position. Thirty seconds to insertion lock position.)
  「コアユニットの自動換装作業を開始」
  (Core unit automatic reconfiguration sequence has begun.)

  「アクセスキーを書き換え。新規登録パイロットは、パスコード05真希波・マリ・イラストリアス」
  (Rewriting access key. The new designated pilot will be registered as Mari Makinami-Illustrious, pass code zero five.)

  「起動プログラム開始まで、あと2分40秒」
  (Two minutes forty seconds until activation program start.) 】

ここのアナウンスで重要なのは、コアユニットの換装を行なっているというところです。

つまりTVアニメ版などではエヴァの中の魂とシンクロする必要があり、そのためシンジやアスカのように血縁関係にあるものが
パイロットとして選ばれていますが、
新劇場版では、自分用のコアユニットに換装することでエヴァに乗ることができるとわかります。

さらにエヴァ仮説五号機にもともと乗っていたマリが8号機に乗る際や、三号機にアスカが乗る際にも、
このパイロット用にコアユニットを換装することで、操縦していたと説明がつきます。

またリツコのセリフで「いつでもバックアップは用意している。パイロットもね」というものがあります。
ここからもエヴァのパイロットには換えがきくという新劇場版での設定が伺えます。

つまり二号機を操縦するのにアスカの血縁関係である必要はないということになります。


以上のことから疑問であった二号機の操縦が解決し、
さらにアスカの過去がある上で、母親は死んでいないと不自然、生きていたとしてもマリを見たら気づくはず
ということもあり
私は「マリ、アスカ親子説」はないと考えます。


「終わりに」


今回は「マリ、アスカ親子説」について話していきました。
否定する内容をあげたんですけど、


アスカが母親の容姿の記憶を失っているとか、アスカの母親は死んだことになっていて実は生きてるとか
エヴァの呪縛は老化を止めるのではなく14歳くらいの見た目まで若返らせるなど、の設定があるとすれば

もしかしたら「マリ、アスカ親子説」はあり得ると思います。

今回に続き、マリの考察、エヴァの呪縛に関する考察もやっていきたいのでまたそちらも楽しみにしていてください。


このチャンネルはこれからもエヴァの考察や、都市伝説を出していきたいのでこれからもよろしくお願いします。

【動画でも解説しています】

『マリ、アスカ親子説』を徹底考察!!!

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