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『DANGAN日中対抗戦』6試合+1。全7試合評【ボクシング】


☆8月17日/東京・後楽園ホール
DANGAN&横浜光
ライト級8回戦
○三代 大訓(みしろ・ひろのり=横浜光)
●盛  勇超(セイ・ヨウチョウ=中国)
判定3-0(79対73、78対74、77対75)

 三代が生粋のジャバ―ということを知ってか知らずか、盛は迫力ある右スイングを最初から最後まで振り続けた。それは時にクロスし、肩越しに届き、三代に圧力を与えるに充分なものだった。特に、初回にいきなりテンポを速めて放ってきたワンツーは、三代を驚かせたに違いない。
 だが、だからといって三代はジャブを控えなかった。要所でこれをうまく使った。距離を取り、盛の勢いを利用して右カウンターを当てたいという思惑は外されたが、各ラウンド少しずつでも上回り、ポイントをピックアップしていくことはできた。

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