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ふじこ
2016年5月24日 17:13
雨が好きだと君は言った湿った地面から立ち昇る匂いが好きだと真夏の太陽みたいに乱暴じゃないから、と君が泣く時はいつも雨だった冷たく肌に張り付くような、雨僕は君に青い傘をあげたすると君は泣くのをやめ少し笑ったのだった雨はいつも君の味方だった悲しい時も、嬉しい時も寄り添うように、降ってくるのだだから僕は空になりたかったそしたら君のために何でもできる気がするのだ渡した青い傘を回
2016年5月23日 16:05
幾つかの手紙 返事さえ書かずに引き出しの中 時間だけが過ぎてあなたとの思い出なぞるだけで悲しむ事わかっているのに傷つけたのはあなただった?いいえ、私の方から理解してなかったのはあなただった?いいえ、私もだった謝る事は何度も でも寄り添うことは出来ずにすれ違い 気付いたら生まれた空白 時が経てばあなたのこと愛せると信じていた私はもっと賢くなって思いやる事もできるのだと