Automation Tech NEWS | vol.30
BizteXのメンバーが気になったニュースをピックアップしてお届けします!
※一部ChatGPTを利用して要約しました。
RPA・iPaaS
Web Auto Robot の「AUTORO」、デスクトップ画面も自動化可能に!クラウド・SaaS・PC画面をシームレスに連携、Windows はもちろん、macOS にも対応。
Web Auto Robotの「AUTORO」がデスクトップ画面の自動化に対応し、クラウド・SaaS・PC画面をシームレスに連携させることが可能となった。WindowsとmacOSどちらにも対応することができ、これまで提供していたクラウド型の利点であるロボットの中央一元管理、外部システムとのAPI連携、スクレイピングもノーコードで自動化可能であり、業務効率化をより一層推進する。
SaaS連携で業務を自動化するiPaaS「ActRecipe」が、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」のアプリストア「SmartHR Plus β版」で公開されました
業務を自動化するiPaaS「ActRecipe」が、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」のアプリストア「SmartHR Plus β版」で公開された。これにより、「SmartHR」のユーザーは、他のSaaSサービスと連携し、業務プロセスを自動化できるようになる。
<「SmartHR」から「ActRecipe」に取り込み可能な情報>
基本情報(氏名、メールアドレス、生年月日など)
業務情報(社員番号、雇用形態、役職など)
部署情報
など口座情報、カスタム項目以外の情報を取込可能
日本RPA協会、東北電子専門学校の学生1500名にRPA学習コンテンツを提供
日本RPA協会が、東北電子専門学校の学生約1500名にRPA学習コンテンツを提供したことを発表した。1月10日~2月28日の期間、RPAテクノロジーズの提供する「BizRobo!」を使用したトライアル授業を東北電子専門学校の総合情報ビジネス科の学生に実施。その結果、BizRobo!であれば幅広い学科の学生にも理解できるのではないかと判断し、このたび、同協会からコンテンツの提供を受け、全校全学科でRPAに関する授業を実施することとした。
AI・ロボット
Auto-GPTは、GPT-4によって駆動され、LLM の「思考」を連鎖させることで、設定された目的の達成まで自動的にコードを生成して実行することが可能なオープンソースのアプリケーション。学習済みデータからの回答以外に以下のようなタスクが実行可能であるとのこと。
・検索および情報収集のためのインターネット アクセス
・長期および短期のメモリ管理
・テキスト生成用の GPT-4 インスタンス
・人気のあるウェブサイトやプラットフォームへのアクセス
・GPT-3.5 によるファイル ストレージと要約
7割以上のエンジニアがChatGPTと自社サービスの連携に意欲。一方で、 ChatGPTの連携で心配なこと 1位「セキュリティやプライバシーの問題」2位「開発予算」3位「コーディングの工数」
ソフトウェア開発のプロセスを自動化する開発プラットフォーム「Jitera」を提供する株式会社Jiteraは、20~50代のエンジニアを対象に「ChatGPTに関する調査」を実施し、529名から回答を得た。調査結果の概要は以下の通りである。
ChatGPTを利用したことがあるエンジニアは約3割。2割超のエンジニアが「サービスを知らない」
7割以上が自社サービスとChatGPTを連携させたいと回答
サービス連携で心配なこと 1位「セキュリティやプライバシー問題」2位「開発予算」3位「コーディングの工数」
サービス連携の課題は「セキュリティ面」「精度の向上」など
ChatGPTや、その他LLM、生成AIの活用メリットは「コスト削減」「ユーザーエクスペリエンスの向上」など
三菱UFJフィナンシャル・グループは11日、人工知能(AI)を使った対話型ソフト「チャットGPT」を今年の夏までに社内で導入すると明らかにした。三井住友フィナンシャルグループやみずほフィナンシャルグループも対話型ソフトの導入を検討しており、大手銀行で社内業務の効率化に向けた活用の動きが出ている。
アリババがChatGPTの50倍以上のパラメーターを持つチャットAI「通义千问(トンギーチェンウェン)」を発表
アリババは、チャットAI「通义千问(トンギーチェンウェン)」を発表した。アリババは通义千问が10兆個以上のパラメーターを持つ世界初のAIモデルだと主張しており、ChatGPTのパラメーター数が1750億個であることを考えると、50倍以上のパラメーターを持ち、より高度な自然言語処理能力を有しているとされる。
テクノロジー
Cloudflareは、オーストラリアの大学ウェブサイトを標的としたHTTP DDoS攻撃を観測。プロロシアハッカーグループKillnetとAnonymousSudanが攻撃を行い、大学以外にも空港や病院のウェブサイトを標的にしていると報告している。Cloudflareは、DDoS攻撃から顧客を保護し、攻撃を自動的に検出・緩和。教育、旅行、医療業界の顧客には、追加の予防策として、DDoSマネージドルールの設定やアダプティブDDoS保護の有効化などの推奨事項が提示されている。
AIによるパスワードの解析時間をセキュリティ会社が公開。8桁なら7時間以内に解析完了
セキュリティ会社が、AIを用いたパスワード解析時間を公開した。8桁のパス米国のセキュリティ企業Home Security Heroesは、AIを用いたパスワードのクラックにかかる時間についての調査結果を発表した。実際に漏洩したパスワードリストを学習/解析させたうえで1,568万個のパスワードを評価した結果、「一般的なパスワード」のうち51%を1分以内、65%を1時間以内、71%を1日以内、81%を1カ月以内に推測できたとしている。
Webブラウザ上でGPUプログラミングを可能にする「WebGPU」、Chrome 113で正式版に。3Dレンダリングや機械学習など高速処理
GoogleのChrome開発チームは、WebブラウザでGPUプログラミングを可能にするWeb標準「WebGPU」が、4月26日にリリース予定のChrome 113で正式な機能として提供されることを明らかにしました。WebGLの後継として、WindowsのDirect 3D 12やmacOSのMetal、LinuxのVulkanのような、ローカルマシンに搭載されているGPUの能力を最大限に発揮できるように策定されている新しい標準が「WebGPU」。オーバーヘッドが小さく低レイヤで操作できることで、高速なグラフィクスレンダリングや機械学習処理などが可能になる。
マーケットトレンド
“日本進出を検討”「ChatGPT」開発のオープンAI・アルトマンCEOが岸田総理と面会
OpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏が、日本の岸田文雄首相と面会し、日本進出を検討していることを明らかにした。チャットGPTをめぐっては、個人情報が収集される懸念などから欧米では規制の動きが強まっていて、会談ではルール整備のあり方などをめぐっても意見が交わされたとみられる。
SaaS・クラウド
新コラボツール「Microsoft Loop」プレビュー版は、何ができて、何ができないのか?
Microsoftが新しいコラボレーションツール「Microsoft Loop」のプレビュー版を公開した。Microsoft Loopは、チーム内での情報共有やコラボレーションを容易にすることを目的としており、Microsoft 365の機能とシームレスに統合されている。Loopでは情報を「ワークスペース」「ページ」「コンポーネント」と階層化された構造で管理でき、各情報がその階層構造やアプリに強くしばられず、独立して存在できる点が特徴となる。