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#日刊DXNews 島精機製作所がファッション業界のDX推進のシステムを発表、スターバックスがアリババとの提携を強化、イオン系スーパーが省人化投資を7割増【2020/7/22】

7/22(水)のDX Newsをお届けします。

①島精機製作所が3Dバーチャルサンプリングを活用したシステムを発表

島精機製作所は、3Dデザインシステム「SDS-ONE APEX」シリーズから新商品と関連WEBサービス2種を発表。

■ SDS-ONE APEX Fiz(2020年10月発売予定)
デザインソフトのサブスクリプションサービス。企画・デザインから配色検討、リアルなファブリックシミュレーション、製品の3Dバーチャルサンプリングまで作成可能。作成したデータは、ニットメーカーに転送して生産プログラムに変換することができる
■ yarnbank(2020年9月開始予定)
世界の糸情報を検索できる世界初のウェブサービス。ユーザー登録すれば無料で自由に閲覧・検索をすることができる。バーチャルサンプルを作成する際に、架空の糸ではなく実際に購入可能な糸を用いたシミュレーションが行える点が特徴的。


②スターバックスがアリババとの提携を強化、中国でネット注文拡充

米スターバックスと中国EC大手のアリババ・グループ・ホールディングは、2018年に結んだ提携関係を強化し、中国でオンライン注文サービスを拡充すると発表。

これまでスターバックスアプリでの使用に限られていた「Starbucks Now」が、「口碑(koubei)」や「アリペイ」、オンラインショッピングモール淘宝網(タオバオ)など、アリババの4つのプラットフォーム上での使用が可能になるとのこと。

Starbucks Now…スターバックスが提供する、モバイル端末で商品を注文して店頭で受け取るサービス


③小売業の構造改革、イオン系スーパーが省人化投資を7割増

日本経済新聞社がまとめた2019年度の小売業調査では、35%の企業がネット通販を強化すると回答。新型コロナウイルスで急速に変わる消費行動に対応する。

また、人手不足や従業員の感染防止への対応で省人化も進んでいる。イオン系のユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスではシステム投資を増やすことで、無人レジなどの導入に取り組む。さらに、発注の自動化も進め、3年間で28億円のコスト削減を目指す。

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