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【経営×SDGsキックオフ!テレビ取材】

 「経営×SDGs」の啓発キックオフ!!

地方では、中小企業では、SDGsがまだ会社ごとになっていなこともあり、SDGsを経営に活用することを啓発していく必要があります。
そこで、「経営×SDGs」を企業に啓発する講演で講師をつとめました。
当日は、KRY山口放送の取材も入り、夕方のニュース番組で放送されました。主催は、山口県中小企業団体中央会。12月2日に開催しました。
今回の講演は、「経営×SDGs」の啓発セミナーと捉えて、まずは「経営×SDGs」を知っていただく「認知」していただく内容で構成して、参加いただいた中小企業の経営者に、SDGsが経営に活かせることを知っていだく事を目的にしました。

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中小企業がSDGsを経営に活用する方法や手段が見当たらない。

コロナ禍の8月頃から、「サステナブル(持続可能)」な経営や社会を目指すというキーワードがメディアを中心に目にするようになりました。そして9月からはSDGsが頻繁に多様なメディアを通して目にするようになりました。
講演でも話しましたが、2018年からSDGsを経営に役立てることができないかと考えた際に、企業がSDGsに取組む際の方法、手順そしてツールが整ってないと実感して、その準備を始めました。
SDGsコンパスという手順は公開されていましたが、CSR活動をしている大手企業であれば、使える手順ではありますが、中小企業では難しいと感じました。そこで、創業塾や経営革新塾での講師として使っていた導入フレームを活用して、サステナブル導入フレーム、SDGs導入フレームを作りました。
今回の講演では、このフレームをベースに説明しています。

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SDGsを経営に活用する為、経営デザインシートを利用する

また、SDGsを経営に組み込むため、内閣府知的財産戦略室が薦める「経営デザイン」を検討し、この手法とツールが「経営×SDGs」に活用できると判断して、セミナーやコンサルティングに対応できるように整えました。
経営デザインは、これまでを振り返り、これからを描く経営の手法で、サステナブル(持続可能)な経営を目指す経営戦略になります。
これをSDGsに当てはめると、これまでを振り返り、まずは2030年までの経営を未来志向でデザインすることになります。
そして描いた経営デザインを元に、事業計画や行動計画を作成する。これらの計画を実行する中で、PDSAやPDCAを実施します。
ここから「経営×SDGs」に取組みを始める、取組みを考える企業が創発されていけばと思います。

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SDGsは自分ごと、会社ごとに出来るか?がポイント

世の中ごとになったSDGs。SDGsを活用するには、自分ごと、会社ごとにしなければなりません。
SDGsを市民活動の目線で取組むセミナーやアイデアソン、そしてフォーラムは多くあり、自分ごとになってきました。
しかしながら中小企業では、なかなか会社ごとになっていません。
これには理由があります。アイデアソンに参加して、面白いアイデアが創出されてもなかなか会社として参画できないからです。
これは、10年前にコラボレーションを創出するワークショップを事業展開した初期でも同様でした。これを解決した方法が、SDGsに取組む中小企業を巻き込む方法であると考えました。

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中小企業がSDGsを会社ごとにするには。

コラボレーションを創出するワークショップが成功し多くの実績を上げてきた方法は、自社の経営資源が活用できて、ビジネス展開できることです。
魅力的なSDGsアイデアが生まれてもチームで取組む際には、自社の経営資源が活用できなければ、参加する意欲が激減します。
経営デザインを採用した理由は、経営資源の見直し、掘り起こしをして未来に繋げる経営をデザインすることにあり、これが中小企業がSDGsを自社ごとにできると確信できたからです。

資源

人財育成、就活でSDGsを活用する。そこには世代が関係する

これからSDGsをプロモーションに活用する企業が増えてきます。
テレビコマーシャルで、ネットでの配信でSDGsに取組んでいることをPRしていくでしょう。これは、就活に繋がります。
これから就職する世代、大学生、高校生、中学生をZ世代といいます。
Z世代は、SDGsネイティブ世代です。授業でもSDGs教育が始まり、多様性をもってSDGsに関わります。
ちなみに私の娘たちはZ世代であり、将来、就職活動をする際に、SDGsが会社選択の一項になると考えています。
10年後を考えるとミレニアル世代が会社の中核となって仕事をしているはずです。ミレニアル世代の育成が今後、企業が一番やる必要があります。
私の仕事で言えば、会社を設立してからはミレニアル世代向けの社員研修をしています。ここでは、チームで考えるプログラムを用意していますが、今年からSDGsを題材にした研修を提案し、採用いただいています。

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会社は、協業してSDGsに取組むようになる。

もともとコラボレーションを創発する事業活動をしていたことから、協業でのSDGsには強い関心がありました。SDGsまたはサステナブルのコンサルを始めたのも協業のプロデュースができるからです。
サプライチェーンの毀損から、デジタルトランスフォーメーションを導入することから、BCPを導入することから他社、同業者との協業は必須になります。協業は任意でもできますが、やはりアライアンス契約、取引契約を結んでの協業が考えられます。もう一つ組織として考えると組合という方法もあります。私が初めて「経営×SDGs」の講演をするにあたって、山口県では、山口県中小企業団体中央会に提案したのは、協業で組合活動を支援する機関であるからです。

協業

「経営×SDGs」の講演をnoteに書いた理由

今回、「経営×SDGs」の講演を行い、テレビのニュースで流れたこともあって、想像以上の反響をいただきました。
私(自社)のSDGsの取り組みとして、極力紙資料は配布しないことにしました。当日の講演でも100枚あったスライドから10枚程度に絞って配布しました。詳細な資料は資料請求依頼のあった方にPDFで送るようにしています。

また、「経営×SDGs」での講演内容を知りたいというメッセージも多くいただいたので、noteにまとめました。120分の講演だったので、noteには書ききれていませんが、概略はこの通りです。

今後も「経営×SDGs」の講演やセミナーで講師をしていきたい。

これからも「経営×SDGs」の啓発活動を行っていくため講演やセミナーを請負っていきます。
商工団体など支援機関、金融機関、民間団体からのご相談、ご依頼をお待ちしています。もちろんコンサルティング依頼も。
そして取材もお引受けしますので、ご連絡をいただければと思います。

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