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4【対人態度】他人との適切な距離感を把握し、保つ

しばらく間が空いてしまいました。こちらからの続きです。

人間関係というのは難しいもので、近すぎても遠すぎてもうまくいかない。ちなみにうちの父と私は母が亡くなるまでは別に仲が良いとか悪いとかもなかったが、亡くなって一緒に生活するようになってからだんだんと関係が悪化していった。占い的には別に生活した方が良い親子関係である、ということを後から聞いて、関係の適切さ、というものは、確かにあるのだな、と思った。

田舎に引っ越してからすぐの頃、コンビニに行って毎晩、晩酌するお酒を買っていたが、ある日、いつものお酒がなかった。代わりのものを買ったら、そしたら店員が、「いつものがなくてすみません。」というようなことを言ってきて、いや、そういう馴れ馴れしい接客を求めてないから、と思った。田舎ってそういう接客を求める人も多いからね、という話も聞いたが、本当なのだろうか?

適切な距離感。近すぎず遠すぎず、熱すぎず冷たすぎず。様々な人についてその最適な距離感を保ち続けることができれば、人間関係の問題は発生しなくなると言える。

理想を言うのは簡単。実際にはどうするか?

これはひとえに、相互の依存度を下げる、という方向が最も理想的なのではないかと思う。具体的には、親子でも家族でも、それぞれ独立した個としての存在と認識し、その独立性を相互に担保する。

それが別居でしか実現しないのであれば、同居すべきではないし、例えば、食事の時間や内容を合わせることがストレスになるのであれば、別々にした方がいい。

さらに言えば、付き合いたくない人、一緒に居ても自分が幸せになったり成長したりという実感が得られない人と一緒に居る必要はない。それは親子の関係であろうと仕事の関係であろうと優先されるべきものだと考えた方がいい。

人間関係をクールに捉え、それぞれ割り切るところは割り切る。相手の求める関係性ではなく、自分が求める関係性を維持する。

さらに関係性については、これは世の中でかなり誤解されていることで、例えば、先生と生徒、上司と部下というのが関係性だと思っている人も居る。しかし、実際には、これは役割であり、人の関係性ではない。人と人との関係性は、こういう役割ではなく、人と人とで構築されるものであり、そこを軽視すると後で関係性が構築できていなかったことに気づく。

例えば、オンラインで上司部下の関係性が保てなくなった、という話も聞くが、これは認識が間違っていて、もともと、関係性なんて無かったと思った方がいい。

そういう前提で、自分から望ましい関係性をひとりひとりの人と作っていく。その作った関係性をキープしていく。

そういうことができれば、人間関係で悩むことなんてなくなるということである。

続きます。

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