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どんな物件もってるの?

2010年に不動産投資をスタートして、2020年6月時点で投資物件は5戸になりました。
今年で不動産投資も10年目に入りましたが、どちらかというとゆっくりペースで物件を買増している方だと思います。
特に2015年~2017年ころは会社員としての仕事が多忙を極めていて、不動産投資のことを考える余裕がなかったので、しばらくお休みしてました。

今回はどんな物件の購入で第一歩をスタートしたか、そのあとにどんな物件を買増していったかをご紹介します。

最初の一歩は小さく始める

不動産投資をされる方の中には、いきなり一棟買いからスタートされる方もいらっしゃいますが、私が保有しているのはすべて区分所有(1部屋単位の購入)のワンルームマンションです。

なぜか?

自分、正直 ビビってました。

不動産投資をはじめたころは、これといった具体的な投資戦略がありませんでした。節税効果があるという話を聞いて、そこから興味を持ち、どれほどの効果があるかわからないけど身近な先輩がやってるなら確かだろう、くらいの気持ちではじめました。
当時は賃貸暮らしだったので、そもそも不動産を買うこと自体が初めて。
不動産投資の知識もまだまだのなか、一棟買いにチャレンジする勇気がありませんでした。

でも、振り返ってみると悪い選択ではなかったと思っています。
その理由は・・・

① 小さく始めてもそれなりの節税ができている
② リスクを抑えて不動産投資のイロハを学べた
③ 会社員として本業があるなかで手間をかけずに運用・管理できる

私自身は、不動産投資歴も10年を迎え、そろそろ次のステージにステップアップを考えています。
でも、不動産投資も「投資」という以上、リスクはゼロではありません。
なので、これから『第一歩』を踏み出す方には、まずは背伸びをせずにご自身ができそうなところから小さくはじめることをオススメします

それでは、ひとつひとつの物件についてご紹介してきます。

物件① 東京都大田区/新築/ワンルーム

2010年に初めて購入した物件は、“田園調布” アドレスの物件でした。
スペックはこんな感じです。

・エリア:東京都大田区田園調布
・新築/中古:新築
・一棟/区分:区分所有
・間取り・広さ:ワンルーム・21.12㎡
・構造:鉄筋コンクリート
・購入金額:2,040万円
・表面利回り:5.0%

“田園調布”アドレスといっても、別に豪華物件ではないですね。
はい、ごく普通の単身向けワンルームマンションです。

まだ、これといった物件選びの軸ができていなかったので、知人の紹介で信頼できる不動産会社からいくつか物件を紹介してもらった中から選んだのがこの物件でした。

田園調布に特別詳しいわけではなかったのですが、東急東横線は自分が住んでいる沿線だったので、なんとなく街や沿線住人の雰囲気はわかっていました。駅前もきれいに整備され、落ち着きのある素敵な街です。また、渋谷と横浜・みなとみらいを繋ぎ、沿線には複数の大学もあるので、単身会社員・学生のいずれにも安定した需要が見込めると判断。

結果的には、新築購入して間もなく入居もつき、いまでも空室期間がなく安定的に運用ができています。

物件② 東京都大田区/新築/ワンルーム

最初の物件購入から約1年後、2011年に2件目を購入しました。
狙っていたわけではないのですが、1件目に続き大田区の物件です。
スペックを見ていきましょう。

・エリア:東京都大田区大森東
・新築/中古:新築
・一棟/区分:区分所有
・間取り・広さ:ワンルーム・21.24㎡
・構造:鉄筋コンクリート
・購入金額:2,150万円
・表面利回り:4.7%

こちらの物件は、アクセスの利便性が決め手でした。

最寄駅は東急池上線の雪が谷大塚駅ですが、ほぼ同じ距離圏内に東急東横線の多摩川駅、東急多摩川線の沼部駅があり、行き先に応じて3路線を利用できるところがポイント。

また、中原街道と環八からすぐなので、バイクや車を使う入居者にとってもアクセスの利便性が高そうでした。中原街道は東京・神奈川間の東西移動に便利ですし、環八は多摩川沿いの南北移動の要。
こちらのマンションにはバイク置き場と駐車場の設備がどちらもあるので、バイク・車保有の入居者ニーズにもこたえられると思いました。

物件③ 東京都港区/新築/ワンルーム

2件目の購入から少し期間が空いて、3件目の購入は2015年でした。

・エリア:東京都港区芝浦
・新築/中古:新築
・一棟/区分:区分所有
・間取り・広さ:ワンルーム・25.40㎡
・構造:鉄筋コンクリート
・購入金額:2,860万円
・表面利回り:4.6%

最寄駅はJR田町駅で、駅からのアクセスも良い物件です。
そして決め手は、物件価値が上がる期待が大きかったこと。

田町の海側~芝浦エリアは当時徐々に開発が進んできていて、住宅エリアとしての充実度が上がる途上でしたが、湾岸(に近い)このエリアは物件価値としても需要が高まっていくと感じていました。

この物件は、デザイナーズマンションで、都心からもほど近い湾岸エリア。ちょっとナルシストの単身ビジネスパーソンが喜んでくれそうな物件です!
実際、そのような方が継続的に入居されていますね。

このエリアは購入後に周辺にも住宅が増えてきて、それに伴ってコンビニや飲食店などの店舗も増加し、街としての魅力が以前より上がっています。

そして、何よりこの物件の価値を上げてくれたのは
『高輪ゲートウェイ駅』
ができたこと!
まだ、新駅ができて間もないですが、これから駅周辺の環境がどんどん充実してくると思うので、こちらの物件の価値もきっと上がると期待。

購入時は新駅ができるなんてまったく情報がなかったので、完全なる偶然・ラッキーですが、いい買い物をいたしました。

物件④ 東京都品川区/中古/ワンルーム

3件目からまたちょっと間が空いて、4件目の購入は2019年です。
3件目の購入以降、仕事がめちゃくちゃ忙しい時期が続いて、完全に不動産投資をお休みしてました。
金利は低い状態にあったので、無理に時間作ってでも投資しておけばよかったと、いまは少し後悔。

スペックを見ていきましょう。

・エリア:東京都品川区五反田
・新築/中古:中古(築13年)
・一棟/区分:区分所有
・間取り・広さ:ワンルーム・21.93㎡
・構造:鉄筋コンクリート
・購入金額:2,560万円
・表面利回り:4.3%

これまで新築物件のみ購入していましたが、こちらは中古です。
物件の決め手は、交通アクセス+生活環境のよさのダブルパンチです。

交通の面では、最寄駅は東急池上線の大崎広小路駅ですが、JR五反田駅、都営浅草線の戸越駅も利用可能です。
JR五反田駅から山手線の渋谷・新宿・大崎・品川へ、浅草線から新橋・銀座・日本橋へと、都心のビジネス街に乗り換えなしでアクセスできる利便性はとても魅力です。

また、生活環境面の充実度もよいです。
五反田駅にはアトレがあり、成城石井やユニクロもあり普段の買い物需要は概ねカバーできます。そして五反田は飲食店が充実しているのが魅力ですね。
そして徒歩5分くらいのところに、よくテレビの街歩きロケに出てくる『戸越銀座商店街』があります。昔ながらのお惣菜屋さんなどが軒を連ねていて、休日はふらっと食べ歩きを楽しんだりできるのも魅力。

物件⑤ 東京都品川区/中古/ワンルーム

4件目から1年経たず、2020年に5件目を購入しました。

・エリア:東京都品川区戸越
・新築/中古:中古(築6年)
・一棟/区分:区分所有
・間取り・広さ:ワンルーム・20.59㎡
・構造:鉄筋コンクリート
・購入金額:2,540万円
・表面利回り:4.3%

こちらの物件の決め手は・・・4件目とまったく同じです!

というのも、この物件は町名こそ少し違いますが、4件目の物件と目と鼻の先。
交通や生活環境の面では4件目ですでに評価済みだったので、物件の空き状況を見つけた時点で迷わず購入でした。


いかがでしたか?
いま保有している5つ物件を紹介してきましたが、いろいろと共通点があるのにお気づきでしょうか?
どんな物件に魅力を感じるか、物件選びで何を重視するかは、投資家さんそれぞれの考えが表れるところです。
物件選びの考え方については、また別の記事でご紹介します。

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