ビジネスモデルを図解するシートの改善版を配布します
見出し画像

ビジネスモデルを図解するシートの改善版を配布します

「ビジネスモデル図解シート」について紹介する記事です。記事の最後に、お申し込みのリンクがあるので、ぜひチェックしてみてください。

もともと、ビジネスモデル図解シートを改善したこのシートは無料配布していましたが、お申し込みがなんと2,000件を超え、企業・行政・大学・研究機関などをはじめ、経営者・経営企画・営業・人事・R&D・財務などさまざまな部署、そしてフリーランスや中小企業の方々まで、多くの方に反響をいただき、配布から1年が経過し、あるタイミングを持って、有償にさせていただくことにしました。この背景については記事の後半に書いたので、気になる方はご覧ください。

画像4

「ビジネスモデル図解シート」とは、ポストイットとペンでビジネスモデル図解をつくる、A3印刷に最適化されたシートです。ビジネスモデル図解のワークショップを企業向けに何度も開催してきた中で、手を動かしてビジネスモデル図解を作れるようにしたほうがやりやすいかなと思い、制作したものです。

以前まで、シートは以下のようなデザインでした。

画像1

このシートは以下の記事で無料で配布をしていました。改善版への移行時点で850件以上ダウンロードされていました。

主にどんなところが変わったのか、4つのポイントを説明していこうと思います。

①シートを初めて見る人でもシートの目的を理解できるようにした

そもそもこのシートがどんな目的を持つのか、どう使うのか、という説明を入れました。

画像5

画像13

これまでワークショップで使う前提だったため、口頭でシートの説明をしてから使ってもらう想定になっており、シートそのものの説明を入れていませんでしたが、このアップデートによって、より多くの人がシートに初めて触れる人でも使いやすくなると思われます。

②ビジネスモデル図解になじみが薄い人でも作りやすいように文言などを調整した

ビジネスモデル図解についてのルールの理解がそこまで深くない人でも作りやすいように、作る順序をわかりやすく整理しました。また、それぞれの順番でどんなことを意識するといいかを、文言によって補足しています。

画像6

画像12

これまではワークショップで活用する前提だったこともあり、講演を聞いている人など、一定ビジネスモデル図解について知っている人が内容を思い出しながら作れるような設計になっていました。そのため、What(顧客価値)やHow(事業価値)という図の意味など、はじめてビジネスモデル図解に触れる人などからしたら伝わりづらかったかもしれません。

画像2

そこで、それらの情報をより一般的にわかりやすい表現に調整したことで、ビジネスモデル図解にはじめて触れるような人でも活用しやすい形になりました。

また、特に矢印については、誤解が多い入れ子の関係(包含関係)を説明する矢印などは、その使い方がイメージしやすいように、図によって補足しています。

画像7

画像10

③付箋を使いやすいようにデザインを調整した

付箋を貼ってもそのマス目の意味がわかるように、マス目の左上にそのマスの意味が記載してある枠を用意しました。付箋を貼ってマス目が埋められてしまっても、そこに何を置くべきかが見失わなくてもよくなります。

画像9

これまでのワークシートでは、そのマス目の意味がマス目の中に記載されていましたが、付箋を貼ると、そのマス目が全部覆われ、そのマス目の意味を再確認するためには剥がす必要がありました。

画像3

この改善によって、マス目の意味について常に見られる状態になり、ビジネスモデル図解になれていない人でもルールを意識して作りやすくなりました。

④シートの情報以外にもビジネスモデル図解のつくりかたを知りたい人のための情報のリンクを貼った

note株式会社さんからスマート新書として出版した『ビジネスの仕組みがわかる 図解のつくりかた』の全文公開記事に飛べるようにQRコードとURLをシートに貼っています。

画像8

画像11

ビジネスモデル図解についてもっと詳しく知りたくなったり、作っている途中で迷ったとき等、参照先として活用いただけます。図解総研のビジネスモデル図解のノウハウを詰め込んだ内容になっているため、きっとヒントが得られるのではないかと思います。

大きく新しいビジネスモデル図解シートでアップデートしたポイントは以上です。

なぜアップデートしたのか

冒頭に書いたとおり、ビジネスモデル図解シートは、無料で配布してから今日まで、継続的に利用いただいています。

そして、④にも記載しましたが、2020年4月にスマート新書で『ビジネスの仕組みがわかる 図解のつくりかた』を出版し、その内容をnoteで全文無料公開しました。

全文無料公開をした意図としては、それによってビジネスモデル図解が共通言語として活用され、ビジネスモデルの議論をしやすい環境を整えることでした。

それと合わせ、実際に手を動かしてビジネスモデル図解を作るためのツールとして、ワークシートもより使いやすい形にアップデートすべきではないかと思いました。

スマート新書の内容と照らし合わせながら、ビジネスモデル図解シートを活用いただき、ビジネスモデルについての本質的な議論が交わされる環境を作るといいなと思っています。

利用のステップは以下になります。

1. お申し込み(フォーム)
2. 自動でメールがくる
3. メールにあるリンクからPDFファイルをダウンロードする
4. 印刷等をして利用する

ここから、なぜ有償にしたのかについての背景をお話します。

Bizgram(ビズグラム)というサービスを公開したことが背景にあります。ビジネスモデルを図解で紹介するデータベースとして、開発しました。

画像14

詳しい経緯はこちらの記事へ↓

このデータベースを育てて、あらゆるビジネスモデルが集まっていき、人類の共有知となり、よりよいビジネスモデルが生まれやすい社会になっていく未来を描きながらも、現状サービスのマネタイズの手段がないために、完全に赤字です。

ビジネスモデルを紹介するサービスでありながら、まだ始まったばかりでニーズが読めないということもあって、サービス自体のビジネスモデルを確立できていません。投資フェーズです。そのため、少しでも開発費になるものを他で補填していかなければ、活動が持続的になりません。そんな背景もあり、すでに赤字な中開発を進めているのですが、なんとか活動を続けていきたいと思っています。

ビジネスモデル図解シートも引き続き無償で配布したい気持ちもありつつ、2,000件の申し込みがされたことで、一定の配布が済んだかと思うので、今後利用されることになる場合、データベースへの寄付をするような気持ちで、申し込みをいただけるととてもうれしいです。

価格設定は、ビジネス利用が基本なのでBtoBだとも思いつつ、ビジネスコンテストとかで学生の方が使う、みたいなシーンもあるので、高くても1,980円くらいが限界かと思いましたが、しかし、無償だったものに急に1,980円がつくのはあれなので(そうはいってもこの改善版のシートをデザインする費用自体はかかってるのですが)、新たに100件までは980円として、その後は1980円の正規の値段にしようかと思います。

このnote記事を購入いただいた方に、申し込みのリンクをが閲覧できるようにしています。以下、申しこみリンクです。

この続きをみるには

この続き: 392文字

ビジネスモデルを図解するシートの改善版を配布します

図解総研

980円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
図解総研

最後までお読みいただきありがとうございます。サポートは「図解総研」の活動費として使わせていただきます!

スキありがとうございます!
図解総研は、さまざまな社会課題解決や新規事業創造を支援するビジュアルシンクタンクです。専門家との共同研究を通じて、複雑な情報をシンプルに図解することで、構造的な課題解決をするための共通言語を発明していきます。