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”読まれる・伝わる”ライティングスキル①「削る」

伝わらないのは長いから。
Less is More。短いほど伝わる。
書き上げた文章は届ける前に、削り上げ、魅力的にする。

書籍から学んだ「削る」技術を紹介する。

1. 心構え:短いほど伝わる

短いほど伝わる。
必要な箇所は残す、不要な箇所は1文字残らず削る。

削れ、削れ、削れ。(ひきたよしあき著『博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章のコツ』より)

2. 文を削る

  • 目的から逸れる

  • 繰り返している

  • 書かなくても伝わる

3点に該当する文は削る。

3. 文を分ける

長い文は分ける。
分けたら、どちらかは削れないか、考え、削る。

4. 言葉を削る

4-1. 接続詞は削る

全ての接続詞を削る。意味が通らない箇所のみ接続詞を使う。

4-2. 「こそあど言葉」を削る

これも、それも、あれも、どれも不要。
「こと」「もの」も用いない。
接続詞と同様、最低限必要な箇所のみ使う。

具体的に言い換えられるなら言い換える。

4-3. 「主語」を削る

明示せずとも誤解が無いなら主語も削る。

4-4. 「抜いても伝わる言葉」を削る

必要か?なくても伝わるなら削る。
存在しないと届けたい内容が変わる言葉だけを残す。

4-5. 「短くできる表現」を言い換える

1文字でも短くする。できるだけ短い言い換えを見つける。

4-6. 「手癖」を知り、削る

使いがちな冗長表現を知り、必ず削る。
「検索機能」で言葉を探し、削る。

以上、ライティング関連書籍で必ず出てくる「削る」スキル。

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