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患者様はお客様?

これって美容の施術を行うクリニックに限った話なんじゃないかなと思うんですが・・・時々、患者様のことを「お客様」と呼ぶクリニックがあります。
違和感を感じるのは私だけでしょうか。

気持ちはわかるんです。
「患者」って、なんかちょっと、ビョーキ感ありますものね。

美の駆け込み寺のように先生やスタッフを信頼して慕って美容クリニックに通われる方も多く、これからキレイになるぞ!と、ワクワクしながら「先生こんにちは~!」なんて元気にクリニックにいらっしゃる方のことを「患者」と呼ぶのは、ちょっと違和感。呼ばれる側も違和感だと思います。

そう。その違和感もわかるんです。

Wikipediaにはこう書いてありました。

患者(かんじゃ)とは、なんらかの健康上の問題のため、医師ないし歯科医師や専門の医療関係者の診断や治療、助言を受け、(広義な意での)医療サービスの対価を払う立場にある人。

ですよね!やっぱり!「健康上の問題がある人」ですよね!
じゃあやっぱり「お客様」ですかね・・・?

・・・ううむ。
しかしながら、やはり、私は受けられる方のことを「お客様」と呼ぶのは、ちょっと、ねえ、アラ、商売っ気が・・・と感じてしまうのですよね~~~。(もやもや)
美容の施術の多くは自費診療で、施術価格もクリニックの匙加減で決められる施術です。それでも大前提として医療を提供するわけですから、やはり基本的には「患者様」と呼ぶのが適切なんじゃないかなと思うのです。

何かしっくりくる呼び方、ないものでしょうかねえ。