台詞
謡のお稽古では、『班女』を習っている。
私のは、
・花子さんが花子さんにみえない
・無味乾燥
なんだそうだ。
台詞と節がついているところの違いが自分でもわかっていないからだろう。
少年少女合唱団のままである。全部謡ってしまっている。
節まわしよりも、台詞こそ難しいのだそうだ。
私などはどっちもできないが、特に台詞のところはわからないままやっている。
さて、どうしたものかなと思いながら、昔の方々の映像を見ている。
もぐもぐと、何かを食べながら謡っているように聞こえる。
先生に聞いたら、何も食べていない、とおっしゃった。
当たり前だ。
最近は、質問までも迷走している。
このままでは、花子さんがふわふわとどこかへ飛んで行ってしまいそうである。
壁は厚くて高い。
まずは、自分の中にこれだ、というイメージを持つことから。
そして、練習だ。
それにしても、もぐもぐの正体は、なんだろうな。
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