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現金払いに戻してみたら、いろいろ良かった。

小さい頃、お気に入りのお財布に、
お小遣いやお年玉、バイトができるようになってからはお給料を大切にしまっていました。
そして、欲しいものを紙に書き出して、
値段を調べて、いつ買うか、どこで買うか。
よくよく考えました。
そしてやっとこさ手に入れたあとは、
大切に、大切に長年使っていました。

買ってからも、買うまでも、ずっとわくわくしていたし、
そのためにバイトを頑張ったり、
頭をフル回転して買うものを厳選して、他のものは我慢する。
厳選したからこそ、本当に欲しいもの、必要なものだけが
浮かび上がってきました。
だから、今よりずっと無駄なものを省いて、
必要なもの、本当に好きなものに囲まれて生活をしていた気がします。

その頃のお金の使い方、モノとの付き合い方に戻りたくて、
キャッシュレスが進んでいますが、現金払いに戻してみようと、少しずつ始めています。

りんごをひとつ買うにも、
無意識のうちに家に今どんな果物が残っているかを、
考えるようになりました。
りんごの数百円は少額ですが、
お財布にある500円から数百円減るとなると、
『お金が減る』という感覚をリアルに、
買う前から想像することができました。

当たり前のことなのに、この感覚を長年忘れていました。
見てみないふりをしていたのかもしれませんが。(苦笑)

この『使った分減る』という感覚をいつもこころの中に置いておけるようになったおかげで、
だいぶ節約することができるようになりました。

今までキャッシュレスで支払いをしていたことで、
ひと月に5000ポイントは得ていました。
でも、それ以上に節約をすることができています。

でもこれは、私の場合です。
ポイントやキャッシュレスの利点はたくさんあります。
私は、その利点を受けるほど、そもそもお金を使う必要がなかったようです。

それに久しぶりに使うようになったお財布は、ずっと気に入っていたものだったので、また使えるようになって嬉しいです。

手元から、使った分だけ減る様子を、視覚的にちゃんとしっかり見れることで、安心したり、これからの使い方をよりリアルにいろいろ考えることができるようになりました。
無駄はないか。必要か。本当に好きなのか。。。

私はアナログな人間なんだなと、気が付きました。
そして、アナログな生活がとても楽しい。
しかし、ネットでしが買えないものもあるし、
キャッシュレス決済しか対応していないお店もあります。
それに、これからどんどんキャッシュレス化は進むだろうなと思います。
そこは、臨機応変に。。

でも、これからもアナログにシフトしたら、便利になったり、
楽になったりすることはありそうな気がします。
そんなこともまたひとつ、嬉しい発見であり、
これからの楽しみとなりました。

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