見出し画像

会社辞めなくてもよかったかも、説

 早期退職して2ヶ月が経ちました。芝生の手入れをしたり、NPOやボランティアの活動にいそしんだりして、会社員をしていた頃に比べると、時間的にはゆったりとした毎日を過ごしています。

 自宅のテラスで芝生を眺めながらNPO団体の会計作業をしてみたり。オンライン講習とオンライン試験で資格を取ってみたり。じっくりとアニメ番組を観てみたり(いまさらながら『鬼滅の刃』を全部観ました。面白い!)

 コロナでいろいろと活動が制限されているとはいえ、会社員時代にはできなかったことにチャレンジできている気がします。

 いや、して…いたのですが。

 ふと、考えてみると「そうでもないんじゃないか」とも思えてきました。

🍌

 確かに「会社辞めたら、こんな風にして、あんなこともして」と思っていたことに一つづつチャレンジをしていることには違いないのですが、最近になって、「わざわざ会社辞めなくたって、出来ることもいろいろあったんじゃないのかな」と思い始めました。💦

 思えば、これまでも会社勤めをしながら、バスケットボールの試合運営のボランティア活動に参加したり、母の介護施設に毎週通ったりってことも出来ていたので。時間を作ろうと思えば作れたんだと思うのです。

 そして昨年来のコロナ禍でリモートワークという働き方が定着しました。となると、出社せずに気持ちの良い場所で仕事をすることも出来たのかも。ちなみに前職の規定ではリモートワークは自宅限定(コロナ対策でしたから、まあ当然と言えば当然ですが)という制限がありました。

 会社辞めて給料が減ることを考えたら、社内から奇異の目で見られることさえ気にしなければ、会社に在籍したままで年休を自在に使って、社外でのんびりと仕事したり、地域のボランティアに参加したりできたんじゃないかなあ。もう少し肩の力を抜いて、気楽にサラリーマン生活を眺め直してみたら、案外、会社に残っていたかもなあ。そんな風にも思うのです。

🍌

 今月からNPO法人で職員として採用されて、また給料をもらうことになりました。週4日の雇用契約です。空いた時間でボランティア活動や他のNPO活動をしたいと思っています。こういう個人の希望に合わせた雇用契約を結んでくれる企業や団体はまだまだ少数派。採用してくれたNPO法人コミュニティリンクには感謝したいと思います。

 一つの会社でフルタイム働いて管理職なんかを任されてしまうと、なかなかそういう働き方は出来ません。なので、転職することで自分の職業・仕事の内容をデザインできたというメリットは強く実感しています。

 ただ、前の会社に居てもちょっと身銭を切ったり、時間の都合をつけたり、周りの人の目を気にしないで思い切ってみれば、やれることは意外とたくさんあったのかもしれないな。そんな風にも思うのです。

 要は自分の働き方のスタイルは自分で創らないと。誰も作ってはくれないのだから。っていうことなのかな。

🍌

Don't let other player decide who you are.
他の選手に自分が誰かを決めさせるな(自分を決めるのは自分だ)
――デニス・ロッドマン(バスケットボール選手、リバウンドの名手)

画像1

 最近、お気に入りのTシャツです。デニス・ロッドマン最高!

🍌


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?