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【第5話】みんなで管理ってどういうこと?「中央集権型」と「P2P(分散型)」という考え方

(▼前回▼)

国際通貨としてのビットコイン

(続き↓)


通常は「サーバー」と呼ばれるコンピュータが情報をまとめて管理している(中央集権型)

「ビットコイン(仮想通貨、暗号通貨)とは?ざっくりいうと何・・・?イメージをつかみたい人へ」

にて、
ビットコインの特徴として、

「特定の国や大企業が一元管理するのではなく、世界中のみんなで運用(分散型)」

を挙げた。

通常の通信方式は、
中央に「サーバー」
と呼ばれる
コンピュータがある。

例えば、
私たちが普段見ているWEBサイトは、
ネットに接続されていれば誰でも
自分のパソコンやスマホで
見ることができるが、

これらのデータは
実は「サーバー」が
一元管理していて、
その中に保存されている。

私たちが普段
画面上で見ている
WEBページは、

スマホ内に保存
されているわけではなく

📲「〇〇のホームページがみたいです」

と情報を管理している
「サーバー」
リクエストを出し、

そのリクエストを受けた
サーバー側が、

📩「了解!はいどうぞ!」

という形で
該当のデータを
送り返してくれている状態だ。

データを一企業の
「サーバー」が集中管理
しているわけだ

このように、
特定の誰かに「集中管理」
されている状態を
「中央集権型」などという

「分散して管理」とは

その反対の意味としては、

「パソコンやスマホなど不特定多数の端末(スマホやタブレット、パソコン機器のことを端末(たんまつ)という)が、
サーバーを介さずに直接データを共有できる通信」

参考:https://udemy.benesse.co.jp/development/blockchain/p2p.html

となるが、
そんなことはできるのか?


それができる

これを専門用語で

「Peer-to-Peer(ピアツーピア)」
という。

略して
「P2P」
と書かれる。

身近な例でいうと、
今や日本では
当たり前になった
メッセージアプリ、
「LINE」も
P2P通信技術が
利用されている。

このP2P通信技術により、
LINEのサーバーを
介することなく
友達同士で
写真データなどを共有できる。

ただ、
データのやり取りが
個々に委ねられている分、
犯罪に巻き込まれたり、

「履歴が消えました🆘」

と言っても

「知らんがな、それは自己責任⚠️」

となってしまうが・・・

「自由」「責任」
いつでも表裏一体だ。

このような、
「中央集権型」とか
その反対の「P2P」
というワードは、

これから暗号資産の
勉強を進める上で
重要なキーワード
になるので
覚えておくといいだろう。

というか、
これからウザいぐらい
出てくるので
勝手に覚えると思うが。

「Peer-to-Peer(ピアツーピア)」

「Peer」には、

「対等な立場で情報共有を行う端末」
という意味があるようだ。

従来のような
「中央から個人へ」
ではなく

「個人から個人へ」
といったイメージだ。

「サーバ型」
「P2P型」について
イメージしやすい図
があるので以下に引用する

出典:https://udemy.benesse.co.jp/development/blockchain/p2p.html

「ビットコイン」のデータもみんなで分散管理している

そして「ビットコイン」
この「P2Pネットワーク」
による分散処理
によって成り立っている。

特定の誰かの権限
で運用しているのではなく、

このネットワークに
参加している人たちが
お互いに取引の正しさを
承認し合っている状態だ。


「中央集権型」だと

「権力のある人が不正をしているのでは?」

という疑念が湧いてくるが、

「P2Pネットワーク」なら、

⭕️「参加メンバーがみんなで取引を承認しているので、ズルができなくて安心だ」

という考え方だ。

ここまでの話からも、

「一箇所に権力が集中しているのが嫌だ」

という
「ビットコイン」が
生まれてきた背景を
私たち一般人でも
理解できるだろう。

今回はここまで

次回は、
「分散管理」について
もう少し踏み込んで、

▶︎みんなで分散して通帳を管理する〜「分散型台帳」という考え方〜

についてまとめていく

参考文献・おすすめの書籍について

ここで、
参考文献・おすすめの本
について紹介しよう

最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン

この本は、
「コインチェック」という
日本の大手暗号通貨取引所
執行役員の方が書かれた
「ビットコイン入門書」である

私たち一般人にもわかるよう、
技術の細かい話というよりは
「大枠の概念」について、
かなり砕けた表現で
説明してくれている

書店やアマゾンを見ると、
暗号資産関連の本が
大量に出てくるが
「まずはこの一冊から」
という方におすすめな本だ

私もこの一冊から読み始めた

アマゾンの”聴く読書”、「Audible」

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また、
Amazonの”聴く読書”
「Audible」という
サービスもある

月額1,500円で
12万冊ほどが聴き放題だ

これがなんと
「初月無料体験できる」
という大盤振る舞い
(さすが天下のAmazon、、)

先ほど紹介した

「最新 いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」

「Audible」対象なので、
なんとこの本が
”初月無料”で
耳からインプット
できる

「Audible」の実際の画面

▶︎無料で聴く

私は、
「朝早起きして書籍を読みたいが、スマホ画面を集中して見るにはまだ眠い」
という

まだ布団から出られない時に
布団の中で聴いている(笑)

また、
通勤時の移動中に
スマホ画面が
見られない時や、

料理中のような
手と目が離せない時間も、
”耳は”空いている

そして夜寝る前は、
スマホのブルーライトを
控えたいので、

最近は電子書籍よりも
このオーディオブックを
大いに活用している

今まで無駄に
消費していたスキマ時間
有効活用できている
実感もあり
個人的にはかなり満足

もちろん朗読速度の調整も可能だ

私はいつも1.5倍速〜2倍速で聴いている

まだ未登録の方は、
「初月無料」なので
試してみるといいだろう

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