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「三茶のポルターガイスト」ガチ霊とスタッフの熱意に感動!

マジだから、怖い。

映画「三茶のポルターガイスト」を鑑賞しました。

「真・事故物件」「オカムロさん」などを手掛けた、オカルトメディアサイゾーによるホラー映画です。

本物の幽霊が映っているという点を大々的に宣伝している今作。

ぶっちゃけ、こういったドキュメンタリー系のオカルト作品は、大体何も怒らなかったり、拍子抜けしたりする内容で、つまらないことが多いんです笑

あぁ、また騙されたなぁと。

でも、なんだかんだで観ちゃうんですよねぇ笑

しかも1週間限定上映ときたもんだから、結局慌てて観に行きました笑

さあ、はたして「三茶のポルターガイスト」はガチで怖くて面白い作品なのか?!

なるべくストーリーのネタバレを控えながら解説していこうと思います!

作品概要

東京・三軒茶屋にある心霊スポットに潜入取材した様子をカメラに収めた心霊ドキュメント。「真・事故物件」シリーズなどを送り出してきたオカルトメディアのサイゾーによるホラー映画製作プロジェクトの第4弾作品。
東京・三軒茶屋にある心霊現象が多発する雑居ビルに、撮影隊が決死の覚悟で潜入取材を敢行。誰もいない部屋で揺れるカーテンや点滅する照明器具、吹き飛ぶ壁掛け時計、壁を激しくたたく音やいるはずのない人間の声など、次から次へと起こる背筋の凍る心霊現象をカメラに収めていく。
監督:後藤剛
出演:角由紀子、横澤丈二、やくみつる、いしだ壱成、海老野心、石川翔鈴、南海子、小玉直人、板橋斡人、富山龍太郎

映画.comより引用

出演者の中の横澤丈二さんは、原作「日本一の幽霊物件 三茶のポルターガイスト」の著者でもあります。

海老野心さんは、「真・事故物件」シリーズで、素晴らしい演技(内臓放出)を魅せた女優さんです。

また、やくみつるさん、いしだ壱成さんなど、著名な方が出演している点から、信憑性が高まりますね。

三茶の心霊スポットとは?

舞台となるのは東京都の三軒茶屋にあるビルです。

三軒茶屋といえば、渋谷に近く、居酒屋やカフェが多い反面、下町の雰囲気を残した東京でも屈指の人気スポット。

住みたいまちランキングでも毎回上位に入り、「三茶(サンチャ)」の愛称で親しまれています。

私も東京に住んでいる頃は、何度か遊びに行ったことがあります。

とてもいい雰囲気の町です。

心霊スポットとは程遠そうなイメージなのですが、実は様々なラジオや心霊テレビ番組で取り上げられた、話題の心霊ビルが存在します。

そのビルの4Fにあるヨコザワプロダクションで、怪奇現象が多発するそうです。

「三茶のポルターガイスト」はその様子を撮影したドキュメンタリーとなります。


作品で観られる10の心霊現象

「三茶のポルターガイスト」では、大きく10の心霊現象を目撃することができます。

1.部屋中に漂う線香の臭い
2.誰もいない部屋で揺れるカーテンやスケジュール表
3.振動し、点滅する照明器具
4.壁掛け時計が吹っ飛ぶ
5.ドン!ドン!と壁を激しく叩く音や声
6.水を吹き出す鏡
7.居るはずのない人間の声と鈴の音
8.天井から突然投げつけられるボール
9.鏡の中を浮遊する白い人間の影
10.そしてついに!人間が入れるはずのない場所から白い手が我々の目前に現れた!

多いですねぇ。怖そうですねぇ。

そして、公式サイトやチラシでこれを全部書いちゃって大丈夫なんですかねぇ笑

果たして、ぶっちゃけどうなのか?!

面白いのか?怖いのか?!

私なりの感想をお伝えします👇

ぶっちゃけ怖いのか?

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ぶっちゃけ、結構怖いです。

過去に起こった現象に加えて、撮影中にも霊の撮影にも成功しています。

その撮影中にとらえた映像がめっちゃ怖い。

上記5と10の、壁を叩く音と、手の映像はかなりのものでした!

今までの潜入系ドキュメンタリー映画やビデオとは一線を画すレベルですよ👍

あと、いしだ壱成さんの話も怖いです。

でも、怖いだけではないんですよ。

興味深い心霊検証

心霊スポットを調べるにあたって、様々なアプローチをする様が非常に興味深かったです。

死霊館エンフィールド事件」で行っていたような、科学的なアプローチや、まじない的なアプローチを、次々と試していくのがとても面白い。

霊を引き寄せる周波数を出す装置や、おばけ探知機、シャボン玉、こっくりさんなどなど。

中でも、おばけ探知機がとてもいい笑

検査を終えた後「怖い感じはしないよ」と音声を出すのがめっちゃ可愛かったです笑

また、人為的なものではないかどうかも、キチンと検証しているのがよかったです。

物が動く現象に対し、マジシャンに調べてもらったり、人が潜むスペースがないかどうか建築士と調べたり、オーナーが嘘を言っていないかどうか元警察の人に意見を聞いたりと、それぞれの専門家と一緒に検証していました。

死霊館エンフィールド事件」をノンフィクションで行っているような雰囲気を味わうことができます。

意外と笑いや感動も?

これは人によるかもしれませんが、私は今作でたくさん笑ったし、最後は少し感動しました。

全体的にコミカルな雰囲気で撮影していることもあるし、ガチでやっているから滑稽に思えるポイントもあるしで結構笑ってしまいます。

また、真剣だからこそ、霊や霊現象に対するリスペクトを持っていることが要所要所で感じられ、終盤はなかなかに感動しますよ。

霊に対して「ありがとう」と言えるスタッフの皆さんは素晴らしいと思います。

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます!

映画「三茶のポルターガイスト」について解説しました。

はじめは「どうせ怖くないんだろうな」と思って観に行きましたが、意外や意外、かなり怖いし、感動すら覚える作品でした。

ブログでは映画に関する情報をたくさん紹介していますので、是非遊びにいらしてください👇


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