「ある男」知るべきか、知らざるべきか。
大切な人の過去を、知る勇気はありますか?
映画「ある男」を鑑賞しました。
芥川賞作家・平野啓一郎 原作 「愛」と「過去」をめぐる、感動ヒューマンミステリー を、妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、柄本明など、実力派キャストで映像化した作品。
ブログではマニアックなポイントで解説しています👇👇
STORY
登場人物
登場人物について解説させていただきます。
鑑賞前に観ておくと、映画の内容や魅力が感じやすいかと思います。
妻夫木聡は弁護士役
私は、本作の予告を映画館で観た際、窪田正孝と妻夫木聡が入れ替わるかとばかり思っていましたが、そうではありません。
妻夫木聡演じる弁護士が、真相を追っていく流れなので、イメージが変わらぬようご注意ください。
相変わらず、妻夫木聡はいい演技をします。
念のため、スムーズに物語を把握できるように、人物相関図を貼っておきます。
柄本明が凄すぎる
事件の真相に関する鍵を握る人物、小見浦を演じる柄本明。
ほかのキャストも良かったですが、やはり抜群の演技でした。
惹き込まれるし、その発言、態度にドキドキさせられるし、イライラもさせられます。
変えられないこと
今作のミステリアスな部分は、なぜ死んだ夫は身分を偽っていたかという点です。
その点に、妻夫木聡演じる弁護士自身のプライベートな部分が絶妙に重なり合います。
どれだけ頑張っても、変わらないこと、変えられないこと。
そういったものがあるのだと考えさせられました。
過去を知ろうとすること
大切な人が、何か大きな秘密を持っていた場合。
または、持っていそうな場合。
あなたは何が何でも知りたいと考えますか?
それとも、知らなくてもいいと思いますか?
この映画を観ると、少し考え方が変わってしまうかもしれません。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「ある男」はキャストはもちろん、ストーリーもかなり味わい深い作品でした。邦画好きなあなたは絶対に観るべきです。2022年のランキングが変わることでしょう。
ブログでは映画で使用される音楽や俳優について、更に詳しく情報をお届けしています。ぜひお読みください。
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