ジュードロウがカッコ悪い映画はこちらです
映画「不都合な理想の夫婦」を鑑賞しました。
理想の夫妻の崩壊劇を極限まで描く、虚飾と野望の傑作心理スリラーです。
ジュードロウが夫ローリーとして出演しています。
彼目当てで観にいく人が、たくさんおられるのではないでしょうか。
しかし、「不都合な理想の夫婦」のジュードロウは、かなりカッコ悪い役です…。
ジュードロウがカッコ悪い理由と、見どころを解説します!
はじめに
「不都合な理想の夫婦」は2022年に公開されたイギリス映画です。
それでは、ジュードロウがカッコ悪い理由から解説します!
ジュードロウがカッコ悪い理由
ジュードロウといえば、セクシーでカッコいい、男女ともに憧れる俳優ですよね。
AIやホリデイでは、うっとりするような甘い雰囲気漂う役を演じていました。
また、「ファンタスティックビースト」でも、若いころのダンブルドアを演じています。こちらもカッコいい。
しかし!「不都合な理想の夫婦」はかなり残念な役を演じています…。
一言でいうと、ええかっこしいです笑
見栄はりまくりのとても嫌な役でした。
でも逆に、残念な感じが、親近感を覚えるので、彼を身近に感じたい人にはいいかもしれません。
相変わらず、見た目は超かっこいいんです!
キャリークーンにも注目!
妻アリソン役を演じるのは「キャリークーン」
デビッドフィンチャー監督作品「ゴーンガール」では、失踪した妻を演じました。
彼女は「ゴーストバスターズアフターライフ」に出演した際は、貧困なシングルマザーを演じています。
実に様々な「母」「妻」に挑戦しているキャリークーン。どの作品の演技も美しく、素晴らしい。
今作では家庭崩壊に苦しむ妻を演じています。見事ですよ…!
割と普通の家庭崩壊ドラマ
今作ストーリーは、割と普通です笑
心理スリラーという謳い文句が、目立っていますが、そんなにスリリングな出来事は起こらなかったように思います。
「どんな怖いことが起こるんだろう」
「いったいどんなどんでん返しが…?」
と思っていると、拍子抜けすると思います。
むしろ、移住、思春期の子育て、収入の問題など、現実的なテーマが多いので、共感しやすいかもしれません。
ジュードロウやキャリークーンと悩みを共有するチャンス!笑
原題『Nest』と『馬』が意味するのは…
今作はいくつか謎がはっきりしないまま終わります。
原題『Nest』と、『馬』に注目するとストーリーに深みが増すはずです。
こちらはブログで!重要なメタファーがあるようです。
まず、原題について解説します。
『The Nest』とは
原題は『The Nest』です。
「Nest」は日本語で「巣」を意味します。
邦題と全然違って驚きますね。
今作では、アメリカからイギリスへの移住から、物語が始まります。
妻の故郷である夢の国アメリカから、夫の故郷である伝統の国イギリスに巣を変えたことで、いったいどんな結末となるのか。
夫婦の問題と合わせて、移住に注目するとストーリーのみえ方がくっきりしてきます。
『馬」が意味するもの
こちらはブログで解説します!最も重要なメタファー、『馬』について解説します。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
ストーリーは割と普通ですが、主演2人の演技のすさまじさで、退屈することはない映画でした。
そして、イギリスとアメリカの歴史的背景を感じつつ観るとより楽しめる映画です!
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