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「或る夜の出来事」ボーイ・ミーツ・ガールの最高峰
ボーイ・ミーツ・ガールのその先へ
映画「或る夜の出来事」を鑑賞。
アカデミー賞をたくさん受賞している名作です。
「素晴らしき哉、人生!」のフランク・キャプラが監督を務めています。
今回の記事では、「或る夜の出来事」の魅力や見どころをお伝えしていきます!
完全版はこちら👇👇
STORY
父親に結婚を反対されて家を飛び出した大富豪の娘エリーは、ニューヨーク行きのバスで失業中の新聞記者ピーターと出会う。最初は反発しあっていた2人だったが、旅を続けるうちにいつしか惹かれ合うようになり……。1934年度アカデミー賞の主要5部門(作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・脚本賞)を独占したロマンティック・コメディの大傑作。監督のフランク・キャプラ、主演のクラーク・ゲイブルの出世作でもある。
アカデミー賞5部門受賞
今作はなんとアカデミー賞を5つも受賞している恐るべき作品です!
第7回アカデミー賞にて、主要5部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞)でノミネート。
結果、5部門とも受賞しました。
ちなみに、この5部門を全て制することは、1975年のジャック・ニコルソン主演の『カッコーの巣の上で』まで、他のどの作品も成し遂げられなかった大記録でした。
スクリューボール・コメディ
「或る夜の出来事」は、スクリューボール・コメディの筆頭として知られています。
スクリューボール・コメディ(Screwball comedy)とは…
1930年代初頭から1940年代にかけてハリウッドでさかんに作られたコメディ映画のサブジャンル。常識にとらわれない登場人物、テンポのよい洒落た会話、つぎつぎに事件が起きる波乱にとんだ物語などを主な特徴とする「スクリューボール」は当時のクリケットや野球の用語で「スピンがかかりどこでオチるか予測がつかないボール」を指し、転じて突飛な行動をとる登場人物が出てくる映画をこう呼ぶようになった。
非常にテンポがよいですし、今観てもオシャレな会話のラリーを感じることができますよ!
ボーイ・ミーツ・ガールの先へ
こちらはブログで。
今作がなければ「ローマの休日」も「ノッティングヒルの恋人」
もなかったと言える理由を解説します👇
ツンデレ男子
クラーク・ゲーブル演じる主人公のツンデレっぷりがたまりません。
お嬢様なヒロインと違って、世間のことをよく知っている。
「こんなことも知らないのか」
「そんなこともできないのか」
とヒロインを馬鹿にするかと思いきや、肩を貸して眠らせてあげたり、川を渡る際に担いであげたりと、今の映画にはあまり見られないツンデレキャラクターなのです!
紳士のツンデレも、可愛いですよ笑
テネットとの関連
先述の通り、たくさんのラブコメ映画に影響を与えた今作。
実は、クリストファー・ノーランの「TENET」でもオマージュされています。
映画の冒頭、ヒロインが海に飛び込んで逃げるシーン。
「TENET」でも、ヒロインが同様に美しいフォームで飛び込みを決めますね。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「或る夜の出来事」の見どころと魅力を解説しました!
とても素晴らしい作品です。
Amazon Prime Videoで観られますので、ぜひご覧ください!
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