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食のプロたちが集う場所

こんにちは、美食倶楽部にぎやかし担当の本間です。おかげさまで美食倶楽部ならびにその拠点であるキッチンスペースDAIDOKOROは、この11月で1周年を迎えることができました。

コロナ禍ど真ん中でのスタート。みなで料理をつくりながら楽しむCo-Cookingには大きな向かい風でしたが、50名近い会員の方に参加いただき、また美食倶楽部以外でも様々な企画にチャレンジすることができました。関係いただいた皆さん、改めてありがとうございました。

(個人的なハイライトは、お忍びで帰国していたスペイン「ETXEBARRI」スーシェフの前田さんを美食倶楽部会員等と囲んだ会でした。)

さて先日は、1周年のタイミングで美食倶楽部会員の皆さんを中心にお招きして、運営メンバーとともにささやかな宴を行いました。

「イベント」という形で何かコンテンツを用意をしたのではなく、そこにある食材でその場で内容を決めながら、ゆるりと飲みながら、つくりながら、楽しむ。僕たちが美食倶楽部でつくりたい日常の景色が久々にDAIDOKOROに戻ってきました。

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いいなあと思った点はいくつもありましたが、やっぱり食材のパワー、コンテンツ力には毎回楽しませてもらえます。今回の目玉は「京赤地どり※」でした。一羽まるまる(内臓を抜いて、脚をしばって)オリーブオイルと塩胡椒をしてそのままオーブンへ。コンベクションオーブン芯温80度設定でじわじわと焼き上げていきました。

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焼けた後、運営メンバーで焼き鳥店の経営経験がある福吉がさばくと一同大盛り上がり。分かりやすい!食材パワー。

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※京赤地どり
京都を中心とした地域の平飼い、朝挽きを特徴とした地鶏
仕入れ先は鶏一筋で半世紀、左京区にある鳥扇さんにいつもお世話になっています。HPにあるインタビュー動画↓は美食倶楽部チームにて撮影させてもらいました🤗。
なお、美食倶楽部会員以外でも、企業や団体むけにこの地鶏のレシピも含めた飲み会プランも用意しています。ご興味の方はこちらのページをご覧ください。

何よりも嬉しかったこと。

それは、食のプロ等が集い、楽しむ場になっていたことです。美食倶楽部がカルチャーにもなっているスペイン・バスクでも、三つ星シェフのフアン・マリ・アルサック氏が美食倶楽部の普及に大きく貢献したというのは有名な話。同じようにここ京都でも、プロが遊びにくるような場をつくることは当初からの願いでした。

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左は「京佃煮 津乃吉」の吉田さん(note記事でもご協力いただきました)。右はみんなご存知「京納豆」「藤原納豆」の藤原食品4代目の藤原さん。他、人気の八百屋さんやチーズケーキ屋さんなどが当日は集まりました。

「プロとつながる場」って仕事でからんだりしない限りなかなか無いものです。でも暮らしのど真ん中の食だからこそ、ビジョンや想い、商品作りのこだわりなど、プロの話を聞いてみたいと思う人は多いのではないでしょうか。しかも、名刺交換からではなく、コンロを前に横並びで始まる「キッチンコミュニケーション」で繋がれるのが、まさに美食倶楽部!

いい夜でした。落ち着きを見せているコロナ禍の今後はまだ予断は許しませんが、少しずつゆるやかに場を開いていこうと思いますのでご期待ください。(会員まだまだ募集中!

写真/動画 by @_cocoa_cigarette_/





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