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子育てと、古民家移住と、仕事と、 2023


面白い企画をまっすん(増井さん)が提案してくれたので、久しぶりにnoteを更新します。


アドベントカレンダーとは12月1〜25日まで毎日1人ずつ順番に記事を公開しながら、クリスマスまでのカウントダウンをしていくという「リレーブログ企画」になります。

今年のアドベントカレンダーのテーマは「2023年の私の挑戦」にしました📅
焼津を舞台にした25人が紡ぐ挑戦の物語をぜひ最後まで見届けてください🎄

まっすん焼津稲取 




 前回の記事を見たら週2でアップすると宣言していた今年の私、
 早速やり残した事を発見…!

 今年一年振り返ると、続ける事がどうやら苦手な私が8年続いている育児(母親だから当たり前とお叱りを受けそうだけど)に、全力で向き合った一年になったと思います。

 子供が3人に増えた育児、歳の兄弟ゆえにステージも小学校,幼稚園,赤ちゃんとバラバラ、個人事業主のため産休育休もなく1人で業務を抱えて倒れた去年の妊娠期、どう考えても足りない体と時間…

 母として、女性として、社会人として
 どう1日を使い、いかに日々を活かして生きるかを毎日考えました。

 たくさんのお母さんと関わり、私自身”母”としての自分の人生を強く意識した一年になりました。




 【子育て】  を本気で考えた


 私は現在、8歳、5歳、1歳の男の子と暮らしています。3人育児になり子どものステージが変わる毎に、私のライフスタイルや出会う人も大きく変化していきました。

 一つひとつの選択の度に「子どもにとって良い環境」とは何か?を考え悩んだ一年。我が子といっても違う人間で違う価値観を持った人。
 考えれば考えるほどにわからない事が多く、やってみてわかることの方が多く、今年はチャレンジもたくさんしました。新しい学年、新しい習い事、新しい幼稚園、新しいシッターさん…新しい環境に入る事で新たな出会いもあり、新しい価値観にも触れ、自分とは?を試されている気分になります。
 特に公立小中学校(義務教育)の在り方やそれを取り巻く環境(例えば幼児期に必要な学びを飛ばし幼稚園生なのに小学校準備のための幼稚園が多いなど)、子どもを通じたさまざまな疑問は社会問題に繋がります。
 全ては効率化のため、全ては経済ありき又は経済優先のための教育にはなっていないでしょうか?


 それから自分と心と体と、子育てのバランス。3人目にして産後の体をケアする事を習得しました!体重と体型も体力も1年で無理なく戻す事ができ、より健康な体も目指す余裕ができました。

 子育ての基本はお母さんの健康だと思っているので、常に体と心のことを考えている健康オタクです。
『運動』
ヨガ、ストレッチ、姿勢に気をつける事、骨盤を立てる、たくさん歩く
『食事』
糖分を控える、添加物を摂らないよう気をつける、消化の悪いものお肉を控える、よく噛む、お茶(ハーブ)を飲む
『睡眠』遅くても12:00には寝る、9時間は寝たいタイプ

 仕事はできないと割り切るしかなく、大幅にセーブしました。大切にしたいのは今しかない子どもとの時間、でも今しかできない仕事もあるし私だからできる社会貢献もあるはず…とたくさんの人の手を借りながら試行錯誤しながら・住まい・仕事・学校・ライフスタイル…と子育ての基盤を整えました。
 今までは1人でも馬力でどうにかなると思ってやってきたタイプだったので「手放す」は今年去年のキーワード

 子ども達に良い影響を与える仕事がしたい、子ども達に良い影響を与えるライフスタイルにしたい、この思いはお母さんになって貰った大切なモチベーションです。

 私なりの子育ての方針やマインドが、9年目にして3人目にして確立してきて、困っている人や悩んでいる人の手助けがしたいと思えた一年でもありました。

 1月〜3月親教育支援プログラム


 今年1月〜3月にノーバディーズパーフェクトというカナダ発の親教育支援プログラムを受けました。日本にはプレママ教室のような教科書を読んだり標準値を教えたらするクラスはよくあるものの、自分で考えるプログラムはまだまだ少ないです。
 この標準値に多くのママ達が傷付いているというのに。当たり前って誰かがきめた当たり前、離乳食は6ヶ月から始めるだとか体重は順調に増えていないといけないだとか予防接種は受けなければならないだとか…それぞれ個人の成長の差や価値観の差があって、尊重され話し合うべきだと思います。

 このプログラムを通して私が学んだ事は、子育てにおいて最も重要な事はコミュニケーションをとるという事

 夫婦のコミュニケーション
 地域のコミュニケーション
 親子のコミュニケーション
 子どものコミュニケーション

 夫婦や地域で定期的に子育てについて話し合う機会が必要で、その中で育児を助け合う仲間ができて、必要な援助が明確になり、育児を助け合える。

 その中で子どもも、たくさんの子どもと大人と出逢い関わりコミュニケーションをとる事で学び成長していく。

 今の日本の子育て現場は助け合うことも助けを求めることもあまりなく、迷惑をなるべくかけないように子育てしていませんか?
 それは子供の可能性を無くしてしまうとても悲しい事です。迷惑をかけないように、とあれもダメこれもダメが増えてしまうのです。

 子どももお母さんももっと迷惑をかけて頼っていいんだよ、という事を改めて学びました。私は育児現役の立場と支援側の立場と両方の視点から、どうしたら地域で共に子どもを育てる事が出来るのか、とても考えさせられました。
 お母さんが楽しいだけでは子どもの成長と安全性は低くなり、子どもの成長と安全を重視するとお母さんは自分を犠牲にしがちになる。共存するためには?地球の法則に従って暮らしをする事なのだと思います。

 【2023年の挑戦】 子育て支援


 女性の社会進出のための子育て支援の充実は進むものの、女性が安心して妊娠出産そして子育てができる環境を作ろうという社会ではないのが現実。 

 今年4月に【子育て支援団体サチジツ】を立ち上げ、主に女性の支援を目的とし、現代の子育てのより良い環境作りを目指し活動を始めました。

 今まで1人で活動する事が多かった私には、大きな挑戦。

 支援やサービスはたくさんあるものの、実際使っている人や知っている人は一部の人で、1人孤独に育児と闘っていて風が吹いたら倒れてしまいそうなお母さんをたくさん見ています。

 そんなお母さんお父さん達に、実際に使える支援やサービスを届けること、情報を正確にリアルにシェアする事が重要だと考えています。

 より子育てしやすい地域、お母さんと子どもの笑顔や笑い声の溢れた地域を目指す事は、私の子育てもより充実していく事なのだと思います。

 【2023年の挑戦】 古民家暮らし


もう一つの挑戦は、自然の中の古民家暮らし

 ・体と心に害を加える化学物質をなるべく取り入れたくなく、自然素材で人間の力でできている古民家がより自然に近く空気が良い事
 (現代の家は大量の接着剤と化学物質で出来ているらしい、空気で言ったら新車が一番室内の化学物質の密度が高いらしい)

 ・近隣への影響へ配慮する事なく、子どもの声を自然に響かせる事ができる暮らしをしたい

 ・自然を感じられる毎日を送りたい

 ・子ども達に便利すぎる生活をさせず、自分で暮らす力を共につけたい

 そんな想いから、元気な男の子を本当の意味でのびのびと心豊かに育てるためにはどんな環境が良いだろうかと考えて願って、行き着いた場所なんだと思います。決して便利な生活ではないけれど、子どもと暮らすには最高!あとは地域に子どもコミュニティーがあれば…

 私が住む地域は高齢化と空き家老朽化が進んでいます。
 山もあり小川もあり、歴史も長くとても良い場所なので、無くさず大切に守りたい。

 そのためにも子育て世代や若い世代が移住しやすいように、賃貸があったり宿泊施設があったり、子どもも大人も心地よく遊べる場所になったら良いなと考えています。

 今年は焼津ポーターズにも子育て支援団体として関わらせていただき、焼津の人とも繋がりが持てた年。
 焼津は海のイメージだけど自然豊かな山もある!そして何より人が面白い!

 ここで海と山、大人と子ども、縁と縁、地域と社会を繋げる活動ができたら良いなと考えています。その計画は2024年に持ち越し。



今年一年振り返って


 結婚、妊娠、出産、離婚、シングマザー、起業、育児…と凝縮した9年をこの一年で伏線を大量回収したような、そんな出会いや気づきがあった年だったと思います。 

 今年最後にもらった気づきは【愛を与え、感謝する】という事
 毎日平和で健康な毎日を過ごさせていただけている事に感謝し、来年はより愛を与えられる人になります。



 ドタバタで賑やかな毎日の中、このアドベントカレンダーがなければ改めて時間をとって記録しておくこともできなかったかもしれません。

 この機会を与えてくれたまっすん!ありがとう!




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