いつから大学は、大学発ベンチャーを競う場となったのか?

大学発の新興企業は、1年間に過去最多の200社が新設され、累計で2,900社を超えたことが経済産業省の調査で分かったとの記事。大学発のスタートアップは、大学の優れた研究成果を社会に還元する器として使うのが、あるべき姿のはず。収入増のために大学の支援機構を設立し、地方銀行と支援ファンドを運用する手法は、目的と手段がごっちゃになってしまっている悪しき事例。地域創生を担う地方大学であっても、研究成果を社会に還元する姿勢を続けることが、結果として大学発の起業に繋がり、持続的に地域社会から信頼を得ることができる。大学は決して起業数を競う場ではない。

#日経COMEMO #NIKKEI

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