手段が、目的になっていないか?

私は、日本の組織人事において時折見られるジェンダー枠が、好きではない。日本人は、ダイバーシティと言われるとすぐに体裁だけ整える。つまり本当の意味を理解せず(理解しようという努力もせず)に制度や施策に走る。この記事を読んで、思考が整理できた。「MITでも採用に関わったことがある。白人男性が多いという自覚と反省のもと、マイノリティ人種や女性を先に先行していた。ゲタを履かせようという意図はなく、多様な視点がないよイノベーションが生まれない、というリアルな危機感があるのだ。」。そもそも制度や施策が必要なのではなく、なんのためにするのかを考えれば見えてくる解のはず。「手段が目的になっていないか?」、私自身もいまいちど検証したい。

#日経COMEMO #NIKKEI

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