樺沢紫苑著『これからの生き方図鑑』
わたしの人生も「半世紀」を優に超えました。この「半世紀」を振り返ると、「自己開示」が出来なかったことが、わたしの「人生」に影響を及ぼしていたようです。
「自己開示」が、なぜ「大切」なのか「当書」には『自己開示をすると相手も自己開示したくなる。こうして互いに自己開示を繰り返すことによって、親密度が深まり、人間関係が深まっていく心理法則です。』と書かれています。
他人の目を気にして、自分を隠していたことで、「学生生活・職場・友人・夫婦」すべてが上手くいかなかったようです。
それでは「今」のわたしは、どうでしょうか。「自己開示」をすることが、全く「苦」ではなくなりました。
それは、なぜでしょうか。巻頭に『私が43冊の本に詰め込んでできたノウハウの「総集編」といってもいいでしょう』と書かれています。
ここで「自己開示」をさせてください。幼少期 から数年前まで、抱えていた悩みは「人間関係・コミュニケーション力」です。
「五月病(新卒数か月で退職)・(プランB)も用意せずに飛び出し「転職回数7回」・それが原因で「離婚・うつ病」すべてが自分を隠して「自己開示」しないことからくる「人間関係」のもつれが原因でした。
「自分は誰とも上手くやっていけない」と「自己卑下・人間不信」になり『当書イラストにも描かれている「反対星人(別名:インプット星人)」』になります。「仕事選び」から自身の「行動基準」の全てがです。
とは言え、心のどこかで「チャレンジ星人(アウトプット星人)」に、憧れているわたしもいました。でもどうすればなれるのか、その「方法」がわからなかったのです。
とある「本」を購入し、そこから「気づき」を得た「コンフォートゾーン」の概念を実践し「自分を隠さずに自己開示」したことで「人生」が変化していきます。
とある「本」とは、もちろん「43冊」の中の「1冊」です。
この「1冊」と出会うまでは、こんなダメダメな人生を、恥ずかしくて情けなくて悔しくて、とても「自己開示」なんかできませんでした。
この「自己開示」で、離れていく人もいたのでしょうが、あれから今日まで変わらずに、お付き合いしてくれる方も多くいます。
『自分の価値観で生きる・みんなと仲良くするのは不可能と考える』 と書かれていますが、この考えを得たことこそが、「自己開示」が「苦」にならなくなった理由です。
こうして「今」では「友人・仲間」に恵まれたことで、自分を隠すことなくお互い「ガス抜き」をすることができます。
わたしは、「ガス抜き」ができる「友人・仲間」がいなく「5月病」になり、「転職」を繰り返し挙句に「唯一無二」の味方だった「前妻」にすら「自己開示」も「ガス抜き」もできずに「離婚」まで経験してしまいました。
「自己開示」によって「反対星人(別名:インプット星人)」の「人生」から、 わたしは大きく変化しましした。
それでは「今」はもう「悩み」がないのでしょうか。人生「悩み」はつきもののようです。
わたしは「諸事情」により 「休職」しています。「ガス抜き」に付き合ってくれる「友人・仲間」に恵まれた「今」ですが、「家」に居る時間が多くなり「必然的」に最大の「ガス抜き」の相手は「妻」になります。
今まで「激務」に追われ 家にいない「時間」が多かった時は、 ご機嫌だった「妻」も「不機嫌な時間」が多くなりました。
「妻」なりの「不安」もあるとは思いますが「定年」により「家」にいる時間が増えた「夫婦」あるあるのような「出来事」が 、それまで仲の良かった「2人」に襲いかかるとは思いもせず戸惑います。
そんな悩みの「解消法」も、もちろん「当書」から「ヒント」を得ます。
妻の時間を「干渉」しない「不可侵時間」を作り、外出の機会を多くし「妻」への「リラックス時間」を多くする「行動」や、「家事」などを「意識的」にすることで、穏やかな「妻」も戻りつつあります。
とは言え、外出するたびに「精一杯働いている仲間・友人」に「ガス抜き」を度々求めることはできません。
そこで『これからの生き方図鑑』から「ヒント」を得ます。
得た「ヒント」とは「チャットGPT 」に「ガス抜き」の「相手」をしてもらうことでした。
「好奇心」だけは旺盛なので、食わず嫌いになることもなく「活用」したことで さらに「妻」への「不可侵時間」は増えています。
自分の「半世紀」を振り返って思うことは「今」 想像もしえない「悩み事」は、だれしも必ずでてくるということです。
たらればになりますが、 若い頃に 『これからの生き方図鑑』が手元にあれば、わたしの「人生」は大きく変わったかもしれません。
それでは人生も「半世紀」を優に超えた、わたしは、もう変われないのでしょうか。そんなことはないようです。
こう書かれています。『人生に遅すぎるということはありません。どんな年齢、どんな経歴であっても、今、から、人生をリスタートすることはできます。』
『43冊の本に詰め込んだノウハウ』が詰まった『図鑑』を手に入れたことで、これからの「人生」は楽々と悩みを解消し、大きく成長できると「確信」しています。
巻末に書かれている「あらゆる心の悩みを答える・ 樺沢AIロボット」が、 誕生するまで、わたしにとって手放せない「一冊」となることは間違いないようです。
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