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#27 7年目で理解した「職場のコミュニケーション」

私の「転職回数」について話すと、多くの方が驚かれると思います。職場での「コミュニケーション」の取り方が、わからなかったのが主な原因です。

人はコミュニケーションを介して、お互いを理解しあうものだからです。

コミュニケーションが欠けたところから、相互の理解が進まず、そんな体験が積み重なって、一つの職場に長くいられないのでしょう。

水島広子著『「他人の目」が気になる人へ』より引用

先輩や同僚は「なぜ、話しかけてくれないのだろう・んな辛い思いをしているのに、わかってくれないのだろう」そんな気持ちを抱えながら、どうしてよいかわからずに、「その場から逃げる」選択をしてきました。

とは言え、振り返ってみると「転職」を繰り返してしまったのは、社会にでて「7年」の間に集中しており、「転職」を繰り返すごとに、「勤続年数」は、伸びていきます。

なぜ、「転職」を繰り返すごとに、1社あたりの「勤続年数」は、増えていったのでしょうか。

理解し合えないと「つながっている感じ」を持てませんから、職場にいても孤独を感じますね。

ここでも発想を転じて、「得る」から「与える」にしてみたらどうでしょうか。

「理解してもらえない」というのは、「得る」側の発想です。「理解してもらうこと」を求めているからです。

水島広子著『「他人の目」が気になる人へ』より引用

当書を読んだのは、最近ですので、このような「発想」は全くありませんでしたが、人より多い「転職回数」を通じて、自然と「与える」側の、発想が身についたようです。

人は、理解できないものが、苦手だからなのです。

~(中略)~

つまり、こちらから見れば「理解してもらえない」という不満が、あちら側から見れば「理解できない」という不安や不満になる、ということなのです。

水島広子著『「他人の目」が気になる人へ』より引用

先輩や同僚に対して、「自己開示」もせず、自分のことを「理解」してほしいと思っていたのです。

「職場」の人間関係では、全てを開示する必要はないので、雑談のネタになる位の「開示力」を意識しました。

さらに「非言語コミュニケーション」と、言われる「笑顔」や、話を振ってくれた時には、短い言葉でもいいので「笑顔」で返すことを意識することで、「コミュニケーションを理由」とする「転職」は減っていきます。

コミュニケーションは言葉によるものだけではありません。

言葉によるコミュニケーションが苦手なのであれば、例えば笑顔で会釈する、というだけでも、相手から見たときに「自分のことを嫌いなわけではないのだ」「本当はみんなと仲よくやっていきたいのかもしれない」という部分は伝わります

水島広子著『「他人の目」が気になる人へ』より引用

昨今は、さまざまな「交流会」に顔を出しますが、「理解してもらえない」と感じている方の気持ちが、痛いほどわかる私でさえ、話かけることを「躊躇」してしまう方がいます。

おそらく、「仲間が欲しい・変わりたい」という思いから参加したのでしょうが、次第にその姿を見かけなくなり、非常に残念な気持ちになりました。

話しかけることができなくても、少し「口角」を上げて、微笑んでいれば、「バチッ!」と、目があい自然と、話す流れになることもよくあります。

ニヤニヤして、怪しいかもしれませんが「コミュニケーション」の悩みは、少しずつ解消していきますよ。

#28「生きづらさ」を感じたら!はこちらから

引用させていただいた「本」


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