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#16 2つの「ケイパビリティ」

いろいろ試してみても、なかなか「望む結果」が出なく、逆に「不安」が、増してしまうことはありませんか。

私は、ここ数年は「子供時代」を凌駕するほど、新しいことに「チャレンジ・行動」をしています。

例えば、数年前に自分で作った「コミュニティー」最初は、期待と楽しさで、「ウキウキ」していました。

ところが、企画しても「参加者」が少ない。「結果」が出ないと「焦る」やがて「不安」も大きくなってきます。

とは言え、全く「参加者」が、いなかったのではなく、もっと多くのメンバーに、参加してもらう「企画」を、考えなければ、と考えて疲れてしまいました。

急いで結果を出そうと焦りすぎて、あるいは人より優位に立ち続けたくて、疲れ果ててしまう人たちがいることもしっています。

結果をださなくてはならないというプレッシャーと共に、不安と恐怖という沼に、ズブズブはまっていくからです。

藤野智哉著『「自分に生まれてよかった」と思えるようになる本』より引用

そもそも「仕事」ではなく「趣味のコミュニティー」なのに、何の「結果」が必要だったのか、少ないとはいえ「参加者」はいて、自分も楽しんでいるのに。

今やあらゆる世代の人たちが、すぐさま答えをだそうとする傾向にあります。
~(中略)~
ときには立ち止まって、身を委ねる。
変化があるまで、いったん今の状況のままで、ただやりすごしていく。

藤野智哉著『「自分に生まれてよかった」と思えるようになる本』より引用

すぐに、答えをだそうとせずに、「立ち止まり身を委ねる」ことを---

「ネガティブ・ケイパビリティ」と言うそうです。

しばらく同じ状況で、会を重ねていくうちに、メンバーから「企画立案」してくれることが多くなります。

自分にはない「ユニークな企画」も多く、自分で「企画」している時より、多くの「参加者」が集まる事も増えていき、1人で抱えることも少なくなりました。

動かずに、待ってみる。そうすることで逆に見えてくるものがある、耐えているうちに、やがてよい方向に変わっていく、必ず光が見えてくるだろうという思考です。

藤野智哉著『「自分に生まれてよかった」と思えるようになる本』より引用

一方で「ポジティブ・ケイパビリティ」という考え方もあるそうです。

早く答えを出し、「不確かな状態」からでたり、問題の答えを早く出し、「わからない」から「わかる」に置き換える力だそうです。

例えば、この「note」も全く「コメント・スキ」がない訳ですが、それは読者次第でコントロールできない。

今の状況に、身を委ねながら書き続けて行くべきなのか。テクニック・技術面など「答え」を見つけられるものは、すぐに見つけて、実行していくべきなのか。

両方の「バランス」が、取れたときに「大きな変化」が、起こるのかも知れませんね。

何かに「不安」「行き詰まり」を感じた時に、「2つのケイパビリティ」ぜひ思い出して見てくださいね。

#17「生きづらさ」を感じたら!はこちらから

引用させていただいた「本」


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