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#43 「すきなこと・楽しいこと」を減らす「3つの表現」

みなさんは、自分の、「すきなこと・楽しいこと」を、封印していることは、ありませんか。

そんな封印を解くのが、今回「引用させていただいた本」に書かれていた以下の「3つの表現」を使わないことです。

  • 「どちらでもいい」

  • 「君の見たい方でいいよ」

  • 「さぁ、どっちでもいいね」

さまざまな「選択」の場面で、「すきなこと・楽しいこと」を、優先して「決断」していけば、充実し楽しい「人生」を、歩めるだろうと、わたしでも容易に、想像はできます。

自分より周りの人が満足する方を選びたい、自分のせいでいらぬ波風を立てたくない。
そうやって周囲を思いやろうとして、自分の気持ちより人の顔色を伺ってきたのではないだろうか。
~(中略)~
私たちはどういうわけか、決断する状況になると決まって「自分」という存在を忘れてしまう。

チェ・フン著 李明華訳『私はすべて自分で決める。』より引用

以前のわたしは、趣味である「鉄道旅行」に、数少ない仲間や友人と行くとき、「行程」を全て、任せていました。

「鉄道趣味」が、初見や初心者なら、もちろん心強くてよいのでしょうが、わたしは、長年の「鉄道ファン」であり、「知識」もあり「行きたいところ」もあります。

何かを提案することで、波風とはまで行かなくても、「議論」にはなります。相手もわたしも、いろいろな「選択」「決断」をしなくては、いけなくなります。

そうなる位なら、相手に「行程」を決めてもらい、自分の「優先事項」を、封印してしまえばいい、そうすれば相手は満足だろうし、議論することもない。

「鉄道趣味」だけにとどまらず、例えば、どこのお店に行くかなど、一事が万事この調子でした。

選択と決断が苦手な人たちは、自分の考えや感情を隠そうとする。自分の周囲の視線や反応に敏感で、他人の期待に合わせることに慣れているため、選択と決断において常に「自分」が抜けている。
 
だから意識的に自分の考えや感情を表現する練習をするのだ。「私はこう思う」「私は今、気分が良くない」など、相手に面と向かって言うときも、書いて伝えるときも、自分を表現する練習を絶えず行う。

チェ・フン著 李明華訳『私はすべて自分で決める。』より引用

ここ数年は、「提案された行程」に、抜けている「わたし自身が行きたいところ」を、行程上無理だと分かっていても、意識的に1つ2つ提案することにしています。

そもそも行程が合わずに、却下になることもあれば、一方で、相手も本当は、そのことに、興味があり、行程に入れるか見送るかなど、議論が、活発になることもあります。

いざ、鉄道旅行が、始まると、この「自分の意見を言って議論した」ことで、旅の楽しさは、各段に違います。

例え、希望の場所に行けなくても、「やっぱり、最初に言っておけばよかった」そんな感情が、ないので、気持ちよく旅が楽しめます。

これは「旅」だけに、とどまらず全ての事に当てはまりそうです。

ランチのメニューを選ぶとき「どちらでもいい」、 見たい映画を決めるとき「君の見たい方でいいよ」2つのうち1つを選ぶとき「さぁ、どっちでもいいね」など、日常での話し方の傾向を把握し、断言をさけるような表現をどれくらいつかっているのかを分析したら、そういう言葉を使わないよう心掛ける。

チェ・フン著 李明華訳『私はすべて自分で決める。』より引用

みなさんも、なんとなく、よく言っている「セリフ」ではないでしょうか。

我が家の夫婦喧嘩の発端も、大概は、わたしが発言したこれらの「セリフ」が原因ですし、友人からこのように言われれば、わたしですら、なんか「モヤモヤ」します。

まずは、この「本」に書かれている「3つの表現」を、意識して減らすと、自分の「すきなこと・楽しいこと」が、近づいてきますよ。

みなさんは、意識して減らしますか?減らしませんか?

「さぁ、どっちでもいいね」は、なしですよ(笑)

#44「生きづらさ」を感じたら!はこちらから

引用させていただいた「本」


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