【日本一周】18県目/香川県
アートが好きなので、瀬戸内国際芸術祭をとても楽しみにしていた。直島のカボチャが写ったポスターを地元の駅で見るたびに「いつかは…」と思っていたけれど、ついに行けることに。わくわく。
直島へ
岡山の宇野港から、四国汽船のフェリーが直島の宮浦港まで出ているので、それ乗ることにした。
島の中での移動を考えて、今回は車を港に置いて、折りたたみ自転車をフェリー積んだ。小回りがきくからきっといろんなものが見えるはず。
直島へは約20分で到着。
海がきれい。
瀬戸内ビエンナーレ2013
直島の中には現代アートがたくさん設置されていたり、景色に溶け込んでいたりする。まず向かったのは、地中の庭。
クロード・モネの庭をイメージしていて、写真に撮ると本当に絵画みたい。
ネコバスのていりゅう所。
山を登っていくと現れる。トトロに出てくるネコバスの停留所だけど、これはきっと島民の方が作ったんだろうなと思うとなごむ。
草間彌生の「南瓜」は直島を象徴するアート作品のような気がする。
フォルムがかわいい。
金属でできた板状のものが地面に刺さっている。
実は地面に可動する部分が埋め込まれていて、お互いぶつからない程度に風で少し動いたりする。おもしろい。
浜辺に置かれていたのは「シップヤード・ワークス」という作品。
穴だらけのピアノみたいな形の金属板、と思っていたけれど、どうも船尾を表しているらしい。なるほど。言われてみれば。
落書きかと思いきや、実は毛糸で書かれた絵。近くで見てようやくわかる。
こういうのを島内で見つけるのが楽しい。
直島銭湯「I ❤︎ 湯」はアートなお風呂。あいらぶゆー。名前のセンスも好き。
直島について調べた時からここに入ってみたいと思っていたのだ。
横の壁のカオス具合が東南アジアっぽくてとても良い。
特に雑多に置かれた植木鉢とか。
入口の横にはマジョリカタイルがたくさん。
上を見上げると、女性のシルエットからパイプが飛び出て「ゆ」の文字に繋がっていた。
もちろん記念に「I ❤︎ 湯」タオルも買って帰った。
さぬきうどん
昼過ぎの便で宇野港へ戻り、車をピックアップして香川県の坂出へ。やっぱり香川と言えばうどんでしょう、と思い、昼過ぎでもやっているお店に入った。手打ちのうどんはコシがあっておいしいし、好き。
温泉卵を割り入れて、ちょっと豪華仕様に。
ちくわ天もつけてみたが、はらぺこな私にはこの程度ペロリである。
しろとり動物園
大学時代の先輩からおすすめされた「しろとり動物園」へ。
私が受けた第一印象は、ネコ科の王国だった。
ホワイトタイガーもいるし、ベンガルトラはオリの中でめちゃくちゃくつろぎモード。
サーバルキャットは毛づくろいをしている。
名前は知っていたけれど、実物は初めて見た。
耳の先に長い毛がピンと立っているのはカラカル。
エジプト感のある凛々しさ。
そして、ちゃんとネコもいる。
貫禄。
その辺にウサギやクジャクがいたりと、かなり自由な感じの動物園でおもしろかった。先輩からのアドバイスがなければ知らないままだったなと思う。先輩に感謝。
(2013年5月26日)
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