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【日本一周】19県目/愛媛県

愛媛の道後温泉には行ったことがあったので、今回は行ったことのない場所を中心に巡ることにしてみた。愛媛は意外に広い。

マイントピア別子

まずは、新居浜市にある道の駅「マイントピア別子」に向かった。新浜(にいはま)も別子(べっし)も読み方が少々個性的。

道の駅では、ちょうど「しゃく薬まつり」が開催されていて、シャクヤクの花がいたるところで豪華に咲き誇っていた。
『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』という美人を表すことわざにもある花。スッと立った茎と華やかな花弁がきれい。

そして朝からさっそく、いよかんソフトクリームをいただいた。さっぱりおいしい。
道の駅といえば、ご当地ソフトクリームを食べるのが楽しみ。

近くには"東洋のマチュピチュ"とも称される別子銅山があるのだけれど、今回は「旧端出場水力発電所」という建物だけ見ることにした。道の駅のすぐそばにある。

レンガ造りの立派な建物。丸い窓もステキ。
国の登録有形文化財にもなっているらしい。

タオル美術館

次は今治市にある「タオル美術館」へ。
今治(いまばり)も初見では読めない地名。ただ、今治タオルが有名になるにつれて、読み方の認知度は向上していってるとは思う。

この美術館では、ムーミンのタオルや銅像、展示がたくさんあるのでムーミン好きには嬉しい場所だった。

工場見学もできて、タオルを織る機械がずらっと並んでいるのが見られる。

廊下いっぱいに飾られたこちらの長い絵は、実は40メートルもあるタオルで作られている。
タオルってこんなに長く作れるんだ。

こちらはフワフワの糸で作られたアイスクリーム。
けっこう巨大なんだけど、家に持って帰りたい。

野外にはムーミンたちの銅像もあった。
みんなかわいい。

世の中的にはスナフキンが人気だけど、個人的にはムーミンパパが好き。ムーミンパパはこう見えて冒険家 兼 小説家なのだ。

一六タルト

愛媛のお土産で「一六(いちろく)タルト」をもらってからというもの、私は一六タルトの大ファン。

イートインできるお店があると聞いて、松山市にある十六番館というレトロな店舗へ足を運んだ。

一六タルトとコーヒーでひとやすみ。

一六タルトは、ゆずが入った餡をスポンジで巻いたお菓子。お皿の上にフォークもついてきたので、本来はフォークで食べるんだ、と気づいた。
いつも私は手でつかんでむしゃむしゃしていたのだ。恥ずかしい。

コーヒーもウェッジウッドのカップに入っていて、高級感がある。嬉しい。
手で食べている場合じゃないな。

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おまけ。
車のナンバープレートが2種類あることに気づいた。字体が違うのだ。

新しめの車は、普通の文字で「愛媛」と書かれている。

しかしちょっと古い車は、旧書体というか、崩されたような字で表記されているのだ。調べてみると、2003年に変わったらしい。なるほど。

こんなナンバープレートのおもしろさに気づけたのも、車で移動してるからこそ。
モノの見方を知ったり違う視点で見ると、信号待ちや駐車場も楽しい。

(2013年5月27日)

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