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【日本一周】24県目/岐阜県
緑が濃くなっていくような雨の日。しかし、雨だからと言ってじっとしていられない私。こころのアンテナが向かう方へ、うろちょろお散歩してみた。
郡上八幡
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郡上八幡は岐阜県ほぼ中央にある。
大きな川が流れていて、さらに民家の軒先にも小さな水路が張り巡らされている水のまち。
私の記憶が正しければ、小学生の頃に読んだ富安陽子さんの「キツネ山の夏休み」という児童書の舞台となった場所だったはず。すごく好きな本だったので、小学生の頃からずっと行きたいと思っていたのだった。
しとしと雨に濡れる地面もなかなか風情がある。
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ユキノシタの花が咲いていたし、苔たちも雨を受けてツヤツヤと輝いていた。雨が嬉しそう。
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そして、郡上八幡よりももっと北の地域・飛騨高山の名物「朴葉味噌焼き」がどうしても食べたかった食いしん坊な私。調べたところ、運良く食べられるお店を郡上八幡で発見した。
朴葉味噌焼きは、朴葉の上に味噌と野菜と肉が乗っていて、自分で混ぜて焼きながらいただく。
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お肉は飛騨牛。豪華。
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ご飯がすすむ。
なるべく節約したい日本一周旅だったので、この食事はかなり贅沢した方だけれど、食べて正解だった。とろけるようなおいしさ。
しあわせ。
食品サンプル
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郡上八幡のもうひとつの顔、それが食品サンプルの町だということ。
ひと昔前のレストランの店頭ではお馴染みの食品サンプル。
実は郡上八幡には食品サンプルを売っていたり、食品サンプル作り体験ができるお店がいくつもあった。
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ちなみにラーメン1杯、1万円の値札がついていた。
きっとラーメン好きにとっては一家にひとつ置いておきたい食品サンプルなのだろうな、と思った。考えすぎだろうか。
こちらはキンキンに冷えたビールが表現できていて感動。
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ただ、サイズが大きすぎて縦向きでしか撮れなかった。高さ1mくらいはある。これはほしくなった。
下呂温泉
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下呂温泉も岐阜県の真ん中あたりに位置しているが、郡上八幡からは山をいくつか越えた場所にある。
日本三名泉に数えられるだけあって、立派な旅館が軒を連ねていた。
まずはおやつ。
お目当ては、温玉ソフト。
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温泉卵がソフトクリームにトッピングしてある。カップの底に入っている玄米フレークと一緒によく混ぜて食べると、クリーミーな新食感スイーツとなるのだった。
温泉は「白鷺の湯」へ。
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なぜか洋館風の佇まい。
中庭にはビーナス像が鎮座している。
ちょっと違和感を感じるけれど、ここは大正時代から続く由緒正しい大衆浴場なのだという。
カエルづくし
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下呂温泉はカエル好きにはたまらない場所。
下呂=ゲロ=カエルの鳴き声、ということでカエルをイメージキャラクターにしているようだった。温泉街のあちこちでカエルを見ることができる。
灯籠もカエル。
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手水舎にもカエル。
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加恵瑠大明神もいらっしゃった。
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絵馬はリアル寄りのカエル。
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よく見るとアスファルトに色石が埋め込まれていて、カエルが描かれていたりもする。
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ディズニーランドにある隠れミッキーのように、カエル探しに夢中になってしまう温泉街だった。
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(2013年6月21日)
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