天気がわるいときに体調が悪くなるひとは「うま」に乗ると元気になるってさ。
ヤッホー、いっちゃんです。
いやーーーー、まじで昨日は体調を崩した。
なぜなら「台風が来てるから」
え?台風が来てるから?
ねぇねぇ、あなたは知ってる?
台風が来ていると、からだになにが起こっているのか知ってる?
それは、
耳にある感覚「前庭覚」が過敏に反応しやすく「自律神経」が崩れやすいから。
なのだ。
もっと詳しく説明すると
「気象病」、いわゆる「天気痛」は天気が悪くなるときに「体調が悪くなる」
「体調が悪くなるとき」の天気の変化には2つのパターンがある。
①気圧の変化:気圧が大きく変化したときに体調が悪くなる
②温度の変化:気温が大きく変化したときに体調が悪くなる
*②は割愛する
①の気圧の変化は、耳にある内耳(前庭覚)は、気圧の変化がわかるセンサーであるが、そのセンサーが「過敏」であるために、体調がわるくなる。
そもそも「耳が過敏」な人は内耳の前庭覚が、そうでない人と比べて「感受性」が高く、「敏感」である。(医師である佐藤氏より)
そして、気圧の変化によって敏感な人とそうではない人と自律神経反応が異なる
「敏感な人」で「めまい」を感じる人は、「自律神経」が乱れやすく、「副交感神経」が優位に活発になる。
逆に、「敏感ではない人」は、「交感神経が優位」に活発になるという。
*気圧の変化は内耳前庭で受容されたのち、自律神経反応を引き起こす。慢性痛(頭痛や吐き気や膝の痛みなど)が自律神経(特に交感神経)とリンクしている。
感覚統合理論
《感覚統合について》
前回のブログで「目をつぶってアイスを食べることはできますか?」と聞いた。
これらは、「触覚」「前庭覚」「固有感覚」などの「感覚」が適切に「入力」されていないとできないのだ。
できていないと、アイスの棒までをも思いっきり噛み砕いたり。たちまちよろけて寝っ転がりながらアイスを食べようにもアイスの棒が鼻の穴に入ったりする(笑)
これができているのは「感覚統合」ができているからだ。
これは成長する過程で身につけられたものであり、「発達障害」を持つ我々は「苦手」な人が多いのだ。
「感覚統合」という言葉は、アメリカの作業療法士であるエアーズ博士によって用いられた用語である。
「適切な行動をとるために感覚情報を処理したり組織化していくこと」と言われている。
感覚統合で大切な感覚としては、主に以下の3つがある。
・前庭感覚(耳にある)
自分の身体の向きや動きを感じとる感覚(バランスなど)、目の動きにも関係している。
これが難しい人はどんな人?
→乗り物酔いしやすい/HSP/天気痛(気圧の変化)/メリーゴーランドに乗れないなど
・固有感覚(筋肉や骨)
自分の身体を思うように動かす情報を汲み取る感覚
これが難しい人はどんな人?
→ブランコに乗れない/歯を磨けない/目をつぶったまま片足立ちができない/ダンスが苦手など
・触覚(皮膚)
触ったり触られたりすることで物や他者・環境を感じ取る感覚
→天気痛(気温)/肩を叩かれる/握手されるのが苦手など
図にするとこう
感覚統合が正常
感覚統合が障害
障害を受けると(感覚がうまく入力されていないと)、第一段階から第二段階、第三段階、、、と高度な動作ができないのだ。
なので、とっても大切な「感覚」を「統合する」ための「感覚統合理論」なのだ。
《治療法》
「固有覚」が障害されている=「過敏」な場合は、
「酔い止めの薬」で良い。
しかし、(今後紹介していくが)
「固有覚」が「過敏」な人は「くすり」だけでなく、「うま」に乗ることで回復することがわかった研究も発見された!!!
*ホースセラピー(乗馬療法)について概要は以前のブログで紹介したので気になる人はチェック!
*詳しいホースセラピーの効果についてはまた今度
《コラム》
適度に「感覚」を「入力」されていないと?
・発達障害傾向をもつ人は、「敏感」か「鈍感」が多い!?
*グレーゾーンを含む
発達障害が精神障害を持つことが多い理由
(現時点では仮説)
疲れに気づかず「鈍感」なので、からだに負担がきて、2次障害として精神障害を発症する。
とはなす医師もいる。
例:
ADHDから双極性障害へ。
ASDから統合失調症へ。
感覚って大事だなぁ。
《まとめ》
「乗り物酔いしやすい」
「天気が悪いと体調も悪くなる」
「天気痛がある」
などの人は、内耳にある「前庭覚」と「自律神経」が大きく関係している。
これらの対策として「ホースセラピー(乗馬療法)」を受けること。
そして、
「酔い止めの薬」必要ならば「痛み止めの薬」を服用することで体調が良くなる効果がある。
おわり
参考資料
○「発達障害児の平衡反応に対する評価・支援システムの開発 : 感覚統合の視点から」
Development of an evaluation and support device for postural reaction of children with developmental difficulties : Based on a theory of a sensory integration
○「保育者・支援者との“触れる関わり”が障がい児者に及ぼす影響 ~主に自閉症スペクトラム児者(ASD)における人間関係能力発達の 視点から考える各アプローチの包括的理解~」会津大学短期大学部研究紀要 第72号 2015
ホームページ
https☆//jc.u-aizu.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_action_common_download&item_id=544&item_no=1&attribute_id=21&file_no=1&page_id=26&block_id=46
○「気象変化と痛み Weather Changes and Pain」
佐 藤 純
名古屋大学動物実験支援センター
Spinal Surgery 29(2)153‒156,2015
ホームページ
https☆//www.jstage.jst.go.jp/article/spinalsurg/29/2/29_153/_pdf
○「浜松市社会福祉協議会 浜松市発達医療総合福祉センターーはままつ友愛のさとー 感覚統合について」
ホームページ
https☆//www.h-hattatsu.com/column/感覚統合について/
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同志よ、
逆境を生き抜いて未来は笑って過ごそうぞ
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乗馬療法はまだ知られていない効果が多くて科学的に未知の分野。けど結果的に効果があったという人は多いのも事実。
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