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30歳の決断!大手企業からスタートアップへの転職で叶えたキャリア

こんにちは。
Bioworks広報の山家(やまか)です。

Bioworksは脱炭素に貢献する植物由来の新素材「PlaX™️ プラックス™️」を研究開発・製造販売するスタートアップ企業です。

いきなりですが、環境配慮素材の会社で働く人ってどんなイメージですか?

「丁寧な暮らしをしていそう」
「社会貢献に対する意識が高そう」
「ゴミの分別に厳しそう!」

私自身も入社前に「どんな人たちが働いているんだろう」と、自社ホームページの社員紹介文を読み、まだ見ぬ社員さんたちのイメージ像を膨らませておりました。

実際に働いてみて思うのは、企業の色はあれど中で働く人たちは多種多様で、当たり前ですがこの会社にたどり着いた理由もさまざまだということ。

社員インタビューでは普段改まって聞けないことを根掘り葉掘り探っていこうと思います。

記念すべき第1回はこの方、コーポレート部の吉井武蔵志(よしい むさし)さんです。

吉井 武蔵志 ( Yoshii Musashi )
部署:コーポレート部|経営企画担当
経歴: アンダーアーマーなどを手掛ける株式会社ドームに入社。プロ野球チームのユニフォームやグッズなどの企画、生産、MDを担当。
2021年にBioworksに入社後、商品企画から営業・マーケティング、さらにEC・デジタルマーケティングまで幅広く経験し、現在はコーポレート部で経営企画を担当する。


スタートアップならではの醍醐味


山家:大手企業からスタートアップに転職しようと思った理由は?

吉井:ビジネスマンとして成長するために、スキル・経験の幅を広げたいと考えたのがきっかけです。

新卒から「アパレル×商品企画」の軸のキャリアをずっと歩んできていて、企画職の経験を活かしつつ、レイヤーをあげた事業開発や経営企画にチャレンジしたいと考えていました。

職種の枠を超えてチャレンジ出来るのは大企業よりもスタートアップだと思い、転職活動でもスタートアップに注目していました。

山家:Bioworksのどんなところに惹かれて入社を決めたのですか?

吉井:扱っている商材ですね!
前職で、大量生産型のビジネスモデルに対して葛藤を抱いていた時に、BioworksのPlaX™️を知りました。

広まっていくことで社会貢献にもつながるし、違和感や葛藤なくビジネスができると思いました。

いままでにない素材ということで、今後広まっていくチャンスがこのPlaX™️にはあると思い、繊維事業立ち上げの初期メンバーとして加われることが単純に「おもしろそう!」と思い飛び込みました。

山家:入社から現在のコーポレート部に所属するまで、まさに職種の枠を超えて役割が変わっていますがどのような背景があったのですか?

吉井:経営視点で会社を見て自分のポジションを決めていきました。

事業が少しずつ成長し、メンバーや体制も少しずつ整ってくる中で、その時々に必要な役割は何かを考え、自発的に手を挙げてチャレンジさせてもらいました。

これもスタートアップならではの醍醐味だと思います。

山家:「経営視点」から自分のポジションを変えて、そこにフィットさせていったと…!
自分でポジションを作っていけるのはスタートアップならではですね。

吉井:自発的に手を挙げてチャレンジさせて欲しいといった時に、認めてもらいチャレンジさせてもらえるのは、自分にとってありがたい環境だったと思います。

そこが転職前に思い描いていた「スタートアップってこういうものだよね」がそのまま体現されていた部分かなと思います。

 「理想のキャリア」を実現するための「働き方」の秘訣とは?


山家:  未経験の分野に飛び込むのはすごく勇気がいることで、不安に思う方もいると思うのですが、吉井さんはどのような心持ちで役割を変えていったのですか?

吉井:転職するときの目的として、ビジネスマンとしてスキルアップしたいというところがあったので、それを叶えられるという点で未経験分野に対してもポジティブに取り組むことができました。

あとは個人的に好奇心が強いほうなので、新しいことにも楽しんで向き合えました。

デジタルマーケ、経営や会計にも興味があったので、ECやウェブサイト立ち上げ、直近では経営企画として資金調達・提携の契約締結の仕事にあたっても、日々新しい知識と出会い、出来ることが増えていくことに面白みを感じています。

あとは、将来的にいろんなことが出来ているほうがキャリアの選択肢が増えると思うし、様々な経験の点がいつしか線となり、大きく成長できることもあると思います。

山家:まったく違う場所にある点が、線としてつながる瞬間ってありますよね。将来像から逆算して、選択肢の幅を持たせておくことも大切なんですね。

吉井:ジョブローテーションにも賛否があり、専門家として専門性を高める生き方も否定しませんが、ジェネラリストとして、未経験の仕事にも成長のタネがあると思いながら取組んでいくのも良いと思います。

資金調達など未経験の分野でも活躍され、上司からも評価されている吉井さん


  山家:新しい仕事をすぐものにするためにやるべきことはありますか?

吉井:ひとつは普段から自分とは関係ない分野を含め、情報を広く収集してインプットしておくこと情報収集には課金して、効率よく信頼できるものをキャッチアップしています。

もうひとつは、答えを自分で探さないこと
この二つを意識すると良いと思います。

自分の場合は企業や会社経営にも興味があったので、会計や財務諸表の読み方なんかの予備知識をいれてたことで、未経験だったファイナンスの仕事にも対応出来たと思います。

また、よほどの専門的な知識や、経験・人脈が必要な仕事でない限りは、答えがネットや書籍に落ちているので、社内や社外の人に聞いてみたりも出来る。未経験だからといって怖がらず、わからないことに悩むぐらいなら、すぐに調べて真似して形をつくって実践してみると、案外なんとかなると思います。

山家:悩む前に「調べて聞いて、真似して実践!」ですね!
ちなみに、どのような媒体から情報収集しているんですか?

吉井:課金している情報媒体は、


▶︎ NewsPicks:スタートアップ界隈や、最新のテック情報などをわかりやすくキュレーションしてくれている。Newspicksでキーワードを知って、検索して深堀するという使い方をしています。

▶︎ テレ東Biz:モーニングサテライト、WBSから上質な経済ニュースを手に入れることが出来るし、倍速再生が便利で時短になります。

▶︎ YouTubeプレミアム:表面的な情報やHowTo動画などをよく見ます。広告の時間がもったいないので課金してます。

▶︎ Kindle Unlimited:新しい業務をするときはそれに関する書籍を複数冊流し読みすると感覚がつかめるので。ビジネス書が多いです。



部署異動の不安を乗り越えるマインドセット


山家:異動した部署で任される仕事は変わると思うのですが、成長や昇進につながらない仕事を任されたとき、吉井さんだったらいかにしてモチベーションを保ちますか?

吉井:僕の場合は幸いにも、自分が望んだ先での仕事ができているのですが、なかには自分が思いもよらないような仕事を任されるケースってあると思います。

そういったときでも、性格や適正を見て異動になっているはずなので、期待値のすりあわせを上司なり会社とすることが大切だと思います。あるいは自ら提示していくことで仕事もしやすくなると思います。

あとは単純な作業でもどうしたら効率よくできるかを考え工夫するなど、隠れている成長の機会を見逃さないようにしています。

そういう心持ちで仕事をすることで、どんな環境においてもやりがいは見つけられる。
やらされるのではなく、自分で仕事を取りに行ったほうがパフォーマンスにつながり、評価されたり、その後に自分の希望を叶えることも出来ると思います。

山家:いかなる仕事でも「成長の機会」は隠れているんですね。

吉井:まずは与えられた役割をしっかりこなして成果を出すことにコミットする。その中で工夫や楽しみを見つけていくことが大切だと思います。

PlaX™️を『当たり前の素材に変えていく』


山家:最後に、今後Bioworksで成し遂げたい目標はありますか?

吉井:『PlaX™️を新素材から当たり前の素材に変えていくこと』です。

地球温暖化や環境問題が大きく叫ばれるなか、岐路に立っている繊維業界おいて、欧米では様々な規制が厳しくなり多くのブランドや企業が環境に配慮した新しい素材を探しています。

PlaX™️はまだまだ世の中に普及していない新しい素材なんですが、日本発の技術で、世界を変えていけるポテンシャルを持っている素材だと考えています。それを当たり前のものにしていきたい。

またBioworksとしては単純に素材を作るだけでなく、サーキュラーエコノミーの仕組みも含めて形成しながら「新しい豊かさの種をまく」というコーポレートミッションを体現し、社会のあり方まで変えていけるような挑戦をしていきたいです。

壮大でチャレンジングな取り組みだと思うし、その時々のステージによって会社にとって必要なことも変化するはずなので、その変化に対応しながら、自分の役割にはこだわらず貢献をし続けていけたらいいなと考えています。

山家:PlaX™️が現在当たり前に使われている化学合成繊維たちの仲間に入って、スタンダードな素材として世界で使用されていく過程を一番近くで実感したいですね。

吉井さん、ありがとうございました!!

▶︎ Bioworks株式会社HP

「PlaX™️」を使用した製品を購入する▶︎ bio Online Store


おまけ: おすすめの一冊 or 日比谷・有楽町ランチ


人となりを知る上でかかせない「食の好みとバイブル」!

ということで、せっかくの機会なので「おまけのコーナー」では、おすすめの一冊 or Bioworks東京オフィスがある日比谷・有楽町のおすすめランチ(京都本社勤務の方には精華町のおすすめランチ)を教えていただきます。

\ おすすめの一冊を持ってきていただきました!/

吉井:おすすめの一冊は「高松智史 「変える技術、考える技術」です。

いわゆる「コンサル本」なのですが、すべてのビジネスパーソンにとって必要な「思考術」「処世術」が勉強になる一冊です。

ビジネス書にありがちな、読んでわかった気になるだけでなく、行動の変え方まで具体的に示してくれているところもオススメポイントです。

「変える技術、考える技術」高松智史

僕はBCGという戦略コンサルティングファームで、
まさに「もがきながら」(コンサル風に言えば、ストラグルしながら)8年間、
マネージャーまで昇進した。

BCGは、楽しかった。

今思うと、入社当時の僕には「戦略」や「コンサル」のセンスは無かった。
けれども、幸い、「人にかわいがられる」力(コンサル風に言えば、チャーム)はあった。

そのおかげで、数多くのセンス溢れる先輩(のちに師匠たち)との「距離」をつめることに成功し、彼らから「考え方」「働き方」のような社会人としての基礎だけでなく、人生のなかで本当に大事なこと、全てを学ばせてもらった(厳密には、大学時代のバイト「ウイニング受験英語」、新卒で入社した「NTTデータ」も含む)。

そのエッセンスを、「行動を変える」技術=「スウィッチ」として結晶化させ、この1冊に詰め込んだ。
この本1冊で、あなたの行動は一瞬で変わる!

高松智史 「変える技術、考える技術」




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