![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/98789854/rectangle_large_type_2_79335ef588867f028fbc5fee77737f81.jpeg?width=800)
飼育日記「めだかのきもち」啓蟄🐛そろそろ起きますか🍋文旦ピール&オランジェット🫘
親メダカ達はまだ潜ったままだけれど、5月の陽気の今日、トロ舟を掃除して、澱んだ水を替えることにする。早くに冬眠に入った彼らが、果たして生きているのかどうか。昨年よりひと月早く、点呼を取ることにした。
5ヶ月余り、ずっと姿を見せなかった親メダカ達、水草を取り除いても、濁った水の中はしんとしている。
これは全滅か!と思った瞬間、数匹がすばしこく泳ぎ出したので、網で追うと、みんなで逃げる逃げる。これだけ体力があるなら大丈夫。
結局、冬の間力尽きたのはI 匹で、ほぼ全員生還。
ミナミヌマエビは40匹ほど。稚エビは見当たらないので、やはり外ではヌマエビの繁殖も難しいようだ。
それにしても、第二世代のメダカ達はどうしてこうも警戒心が強いのか。新居に移っても引き続き集団引き篭もりの構え。人懐こく、朝は全員顔を見せてくれた第一世代が懐かしい。
二ヶ所に分かれていた稚魚達は、大型トロ舟で合流。こちらも網に捕まるまいと逃げ回ったが、広い新居に移ると、水面に上がって元気に泳ぎ出した。世代による、この気質の差はなんだろう。
昨年の反省事項。メダカの成長を見込んで、かなり大きな新居を用意したつもりだったけど、水草の成長も速かった!結果、メダカにはどんどん窮窟になっていったのではないか。
親しんだ第一世代が、想定外に早く寿命を迎えたのは飼育者の責任と思っている。
水草は緑が瑞々しく、花も可憐で、いろいろ制約のある集合住宅のベランダに、水辺の素敵な景観を添えてくれるが、メダカにとって快適な環境かどうかを第一に考えなければ。
春先に水草コーナーに並ぶ、涼しげで魅力的なラインナップの誘惑には抗えないかも知れないけれど、とにかく今年は、彼らが伸び伸び泳げる環境を心掛けよう。
![](https://assets.st-note.com/img/1678067834390-rTn3W5C9xB.jpg?width=800)
3. 6
🍋
赤ちゃんの頭くらいの大きさの文旦が9個、宿毛市の果樹園から届く。平松洋子さんのコラムを読んで注文を思い立った。何とも爽やかな香り!
早速ひとつ、分厚い皮を剥いてみる。この季節に出る柑橘類はみんな美味しいけれど、このさっぱりと甘過ぎず、微かに苦味を含んだ清涼な味と香りはまた格別。グリーンサラダに入れても引き立つお味。
平松さんは文旦2個で作るジャムのレシピを書いておられるのだが、果肉を食べた後の皮の山を眺めていて、これを捨てるのは勿体ない、と思い…
文旦ピールに挑戦♪
![](https://assets.st-note.com/img/1677322622598-iET79wFH0j.jpg?width=800)
一晩水で晒して、3回湯こぼしした皮にひたひたの水を加えて、グラニュー糖の半分を入れて煮る。20分ほどで残りのグラニュー糖を入れて、水分が無くなるまで煮る。冷めたらグラニュー糖をまぶし、ペーパータオルに並べ、常温で2、3日乾かす。
![](https://assets.st-note.com/img/1677388235649-foQ4qtnguA.jpg?width=800)
焦げ付き注意❗️
🫘湯煎にかけたビターチョコを絡ませて、オランジェットを♬
![](https://assets.st-note.com/img/1677543178144-ljJJVzSsxl.jpg?width=800)
上掛け用チョコレート
ピール同様に水晒しをし、湯こぼしした皮を煮る。水分が無くなったら、冷まして、シートに並べ、2日ほど常温で乾かす。
![](https://assets.st-note.com/img/1677550300967-thrHh4R3ya.jpg?width=800)
乾いたら湯煎したチョコレートを絡めてシートに並べ、冷蔵庫に。ピール共に賞味期限は1ヶ月。
![](https://assets.st-note.com/img/1677999502986-18VXhzk8av.jpg?width=800)
ノベルビター(富澤商店)50g
初めて作ったピールやオランジェットは、予想を超えるお味。文旦の皮は肉厚なので、オレンジより向いているのでは。ラッピングして、小さな手土産にしてみよう♪
買うとすごくお高いオランジェット。時間はかかるけれど、思いの外手順はシンプル。捨てるのは勿体ない、どころか、来年はこれを目当てに取り寄せてもいいくらい、楽しい作業だった。
皮を利用するなら、こんなに立派な文旦でなくても構わない。無農薬でキズなどがある、"ワケあり"があれば、喜んで手を挙げるのだけれど。
次は平松さんのレシピでジャムを♬
🐛
冬籠りの虫が這い出る、という啓蟄。
土の中の虫たち同様、人間も季節の節目に反応して自然に動き出せればいいのだけれど。梅の香りや桜の開花予想などに尻を叩かれて。
巣篭もりに託つけて、ぼんやり遊び暮らしてしまった。
ようやく、ぽわんと仕事モードに入って、明日の段取りをして寝る、というリズムになってきてはいる。この気分をおだて続けなければいけない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?