ペットロスを経て今の心境
昨年末に愛猫のぐりを亡くしました。
生後2ヶ月でうちに来て以来15年間共に暮らし、最期は夫のベッドで息を引き取りました。
人間の歳だと70代後半の後期高齢猫でした。
11月の中旬に2日ほど吐き戻しが続いたので病院に連れて行きました。
その時は血液検査と吐き止めの処置をしてもらい帰宅しました。3日後に血液検査の結果が出て肝臓の数値が悪いと言われました。
家ではかろうじて水は飲んでいましたがごはんは食べられずだんだん衰弱し、異変を感じてから1週間足らずであっという間に逝ってしまいました。
よく寝てよく食べていつも通りに過ごしていただけにぐりの突然の死を受け止めることが出来ず、苦しいペットロスを経験しました。
あれから3ヶ月が経ち、ようやくぐりとの思い出を振り返ることができそうです🐈
小さい頃は虫やネズミのおもちゃが大好きなお転婆娘でよくカーテンや網戸、高いところによじ登っていました。
大人になると今度は暗くて狭くて暖かい場所を好むようになり箪笥の引き出しを開けてそこで寛ぐのが日課になりました。
やがて歳を取ると6kg超のわがままボディになり性格もちょっとやそっとでは動じない大物の貫禄をみせるようになっていました。
特技はお風呂で泳ぐことと鏡ごしで訴えること。
ぐりの後頭部を嗅ぐと紅茶のようなよい香りがいつもしていました。
チャームポイントは美しい瞳とふわふわの尻尾、まるでたぬきのような豊満なボディーで本当に本当に愛おしい存在でした。
愛猫の最期を夫婦できちんと看取ることが出来たこと、そして両親や妹たちも参列してくれて暖かく心のこもったお葬式をあげられたことが唯一の慰めになりました。
猫と過ごす時間は長いようで短い。だから後悔しないよう残されたぐらにもたくさんの愛情を注いで猫との時間を大切にしたいと思っています。
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