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クォータークライシス

素直に言うと、ここ最近は不安が大きい。コロナによって、直接影響を受けているわけでもなく、収入も安定している。もとから人付き合いは少なく、ストレスも少ない。

しかし、精神的にずっと揺れ動いているのだ。まるで袋小路につまっている感覚だ。物事には出口がないといけない。ただ、最初から出口がなかったようだ。長年、逃げてきたことや見逃していたことが無言の圧力をかけてきているのかもしれない。もしくは、仕事に対して4年経っても興味が持てないことが関係しているのかもしれない。

逃げるように、映画や本から何かを得ようとしている。ただ、状況は変わらない。行動が必要だ。


ここ数年、頭が錆びついている。もとから錆びついているが、特に酷いのだ。考えることを避けるようになっている。新しい刺激がとにかく少ない。久しぶりに卒業論文を読み返すと、恥ずかしさを感じる一方で面白いことを書いている箇所もあった。少しずつ、大学院に行きたいと思うようになっている。


ただ、こうした不安感は「クォータークライシス」と言うらしい。知らない言葉であったが、検索したら出てきた。あまりにも、もやもやするので同じような人がいないのか気になったのだ。


中年の危機は聞いたことがあったが、アラサーにも危機があるなんて。

人間には精神的な欠陥が多すぎる。この不安感が広く、一般的に起こる情動ならば、個人に特別な感情なんてそれ程ないのかもしれない。


ブレードランナーの2作品を見返しておくべきか。いまこそ見るべき作品だ。

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