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レコードカッティング

してきました。
もちろん初めてなのでほとんど社会科見学。

工程的には
納品データを一回聴く
→レコードに実際に溝を刻む(テストプレス)
→納品データと比較しながら良し悪しを微調整

を何度か繰り返して、一番良いところを探る作業。もはやこの工程まで来ると、プレスに失敗しない限りはどれもある意味OKテイクではあるので、最後の微調整として好みのどこのラインを攻めるべきか、フィーリングを伝えるときに語彙ってほんとに大事だよなと感じたり。

普通に音が硬いとか柔らかいって言っても人によって感じ方は千差万別だもんね。

ということでめちゃくちゃ面白い作業でした。
なんだかんだでスタジオに都合4時間。少しワガママを言わせてもらったりもして、結果理想的な音に仕上がりました。
コツは耳をできるだけフレッシュにして、聴き慣れないようにすること。

今回は7"なのでまずは10"サイズに溝を刻んで、
あとから外周をカットするそうです

日本でちゃんとカッティングに立ち会って本当に良かった。
特に今回の作品のようなアナログ録音のソウルミュージックだと、もし海外プレスでうーん、って音だったときにどう修正のニュアンスを伝えるかも難しいし、目の前で日本語で要望に対応してくれるエンジニアさんがいるだけでぜんぜん伝わり方が違います。
とても勉強になった。

「カフェインの女王」アナログリリースまで
残り99日。


ありがとうございます涙