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2023年の瓶宮

こんばんは、瓶宮です。
私は「びんみや」と言うのですが、キモい読み方をすると「ピングー」とも読めるんです。キモいでしょう。

さて、もう年の瀬が迫ってきています。早い……ッ!そこで、個人的な振り返りをしようと思います。結構、大きなイベントが多かったような気がする。記憶が薄れないうちに、書き留めてみます。ゆっくりしていってね。

①就活

去年の夏頃から動き出していましたが、ESやら面接やらで本格的になってきたのは今年からでした。ESを添削してもらうことで「私の文章ってカスすぎる……」と落胆したり、選考が進んで個人面接のターンになると決まってお祈りされて「火炎瓶投げてやる」と落胆したり、散々な目に遭った。4〜5月は本当に精神が参っていて、誰もいない部屋で泣くこともまあまあありました。将来に対する悲観というよりも、就活によって自分を否定されることへの苦しみ。「自分の人生フローチャートを作ってみよう🎶」みたいな、やってきたこと=私という図を利用して就活での武器にするわけですから、お祈りされたらそれがダメだったということに繋がってしまいます。ひどいや。

この最悪メンタルの中、瓶宮さんはある就活サービスを友人から紹介してもらいます。

Connesty(コネスティ)という中小企業に特化した就活サービスです。担当の方や企業との距離感が近めで、選考に進む前に企業との面談をすることができるのがよかったです。悩みや、こういうふうに働きたいよということを事前に話して、あなたはここが向いているかも、面談してみますか?というカジュアルさがよかった。ステマみたくなったけれど、普通に私が私の意思で褒めているだけです。お見知り置きを。

結局、私はこのサービスを使いつつも、別のサイトで見つけた企業から内定をやっと1つもらいました。もう6月になると、面接なんてクソ食らえだぜ!全員死んでしまえ!という気持ちになっていたので、これにて終了。コミュ力ゲーがよ。

しかし今になって思うのは、商業施設や不動産を志望していたのは私としてはどうも間違いだったのではないかという反省。これらはコミュ力とか陽キャとか、そういう感じの人が勤めているイメージがある。根性とか気合いが試されるような職業であるように思われ、私は表に立つよりかは裏でぶつくさ言いながら働くことのほうが性に合っている気がしています。バイトで接客業をしていて、いやな客がいたときにずっと引きずるタイプなので、就職というのは面接力よりも自分がどんなタイプかを把握することのほうが大事なのかもしれません。まあ入社してみないとわからんが!


②サークルやめちゃった

軽音楽のサークルに入っていました。音楽聴くのが大好きで、そうなれば楽器もちょっとばかり触ってみたいという気持ちがあり。入部を決めたのは2年生のときでした。しかし、コロナ禍ということもあり、同級生と比べて1年遅くスタートすることになりました。

楽しかったのですが、ギターを弾くメチャクソ上手な先輩に畏怖が勝って話しかけることができず、孤独な道を歩くという哀れなことになってしまいました。月1で会えばいいほうである同級生ともうまく話せず、人見知り連発で窮地……。ライブでギターを間違えたら死ぬ……と思うと楽しさよりストレスが勝り、はじめて「途中でやめる」をやりました。3月の卒業ライブを境に、先輩たちといっしょにひっそり卒業です。

ぜんぜんどうでもいいことなんですけど、私自身は「一度始めたら終わりまでやる(やらなければならない)」タイプだったので、「無理だと思ったらすぐやめる」がなかなかできませんでした。部活とか大きなことだと特に……。「無理だと思ったらすぐやめる」なんて……と思っていましたが、別に無理する必要はないんですよね。無理でも、本当にやりたいという気持ちがあれば、無理してがんばってもいいし。という言い訳をぶらさげてサークルを去りました。


③ひとり旅

ひとりで大阪

今年は思い立って、ひとりで大阪まで行きました。もう学生も終わるし、遠征できるうちにしといたほうがいいじゃん!?という理由で、新幹線とホテルを予約。行動力が急に現れて、私ってやりゃできるじゃん!!!と自信に満ち溢れました。フレデリックというバンドの大阪公演へレッツゴー!やはり大阪は客の熱気が違って、みんな思い思いに楽しんでいる感じがしました。周りの様子を見てどのくらい盛り上がろうか……みたいなのがない。私はこれよくやる。ライブ楽しかったです!

せっかく大阪まで来たのに席が端すぎる

大阪は修学旅行以来でした。心斎橋のほうに泊まり、新大阪でなんか串カツとか食べようかな〜🎶と思ったら、新大阪に食べ物屋さんは一つもありませんでした……。ので、心斎橋に引き返すというアホみたいなことをしました。いつも計画立ててやるのに、旅行になると行き当たりばったりがええやないのとなって疎かにし、罰を食らう。

そして8月にも再びひとり旅。今度は神戸に行きました。こちらはnoteに旅行の思い出を載せています。

神戸は街の様子がすごく好きでした。山も海も近くて、建物がどことなく昔の良さを残していて、かつ活気があって。ポートタワーがやってなかったこと以外は全て最高でした。また行きたいです。


④サマソニ

ライブに行くのが趣味なのですが、名前をよく聞く割りにぜんぜん行ったことがないフェスです。今年はリアム・ギャラガーが出るということで、やったーーーーー!!とそのままの勢いでチケットをゲット。抽選の応募かと思ったら、普通に購入手続きだったので、1〜2万がごっそり引き落とされて顔から血の気がひきました。

それにしてもあっついあっつい8月の半ばですから、死にそう。暴れられない。ゆったり観るしかできない。それでも、やっぱりアーティストの熱気に私たちも浮かされてしまい、いい感じ〜のグルーヴに乗ってゆらゆら踊りました。サイコー!

普段は[Alexandros]やフレデリック、Panorama Panama Townのワンマンに行ったり、いわゆるロキノン系のバンドの出るフェスに行ったりすることが多いので、こういったさまざまな方面のバンドが出るフェスは新鮮でした。ギターソロで「ヒューヒュー!もっと弾けーーー!」みたいな雰囲気になるのが好きです。最近はコロナが明けてきて、ワンマンライブでもそういう雰囲気になるバンドが増えてきましたが、こうした経験はサマソニが初めてのような気がして、すごく心に残っています。

そんで、リアム・ギャラガー!マジでよかったよお!!!ワワーーッ!!!会えてよかった!!!

また、The Snutsという海外のバンドが、観る予定なかった組の中で1番よかったです。いまも旧譜や新譜を追っています。


⑤免許をとった

国から認められた。殺すには惜しい度が増した。

漢検も英検もTOEICもない、人権だけがある状態でしたが、車の免許だけはもう時間のある学生のうちじゃないとダメだ……と思い車校に通いました。

3ヶ月半くらいで取れました。秋頃にガンガン行くのがオススメかもしれません。


⑥定期開催ウォッチパーティー

映画が好きな友だちと、週1でDiscordを繋いでウォッチパーティーをするという習慣を始めました。みんなのガヤを聞きながら、映画を観るのが楽しくてとっても良いです。今までずっとウォッチリストに溜め込んでいた作品を観るという機会も生まれやすくて一石五鳥くらいお得。シャイニングとか、ビビって観るのを躊躇していたけどみんなと観たので、あの斧で扉をカチ割るシーンのお母さんの顔で笑ってしまった。


⑦卒論

日本文学科は夏からやっても間に合います。車校とタイミングがかぶった時期もありましたが、しっかり計画をコツコツ立てればぜんぜん夏からでも間に合います。あまり信用しないでください。

もともと興味があった哲学を卒論に取り込めたのがよかったかな、と思います。自分が問題にしたいことって、自分自身を表しているなとしみじみ思います。卒論はその人らしさがとても出る。一冊の本でも、100人が読めば100通りの読み方が存在するわけで。ゼミの活動にも繋がりますが、そうした各人の考えをインプットして、自分なりに咀嚼して新たにアウトプットすることのおもしろさが知れたような気がします。

安部公房の『他人の顔』を扱いましたが、自分自身、読んでみても「わかるよ、主人公……」という感想と「アホか」という感想がそれぞれ浮かんできます。最後に「ぼく」が再び仮面を手に取ることの意味をいつまでも考えていたいと思う。


⑧映画や音楽のこと

・パノパナ!!!「Dance For Sorrow」というアルバムを出してくれて、本当にありがとう!!!「Faceless」の「分かり合えないな それがいい」という歌詞には本当に救われたし、「Cranberry,1984」の歌詞に岩渕さんの両親を想う気持ちを見出してカ〜〜〜ッ!めちゃくちゃよすぎる〜〜〜ッ!!となったし。

・RRRを3回も観ちゃったよ。特段好きというわけでもないのに。3時間あるのに。でも、毎回飽きなくて、血が滾ってきてしまう。

・卒論追い込みの時期に5本もライブに行ってしまったことは、狂っていると言わざるを得ないが、後悔はまったくしていない。「ざまあみろ卒論」というプレイリストを作って聴いている。

・今年公開した作品の中で1番好きだったのは「アフターサン」。30歳を迎えるかまだかの父と11歳の娘がバカンスを楽しむだけの話だが、休暇の中に父を蝕む何かが映像に現れる。彼は娘の目を盗んで、自分を解放しようと試みるし、娘はそれに勘づいている……。父の心に触れたとき、あたたかな悲しみが私たちの中にじんわりと染み出す。


⑨小さな出来事たち

・携帯が壊れた。急に電源がつかなくなったために、もろもろの手続きや引き継ぎをしないといけなくなった。大事な予定のない期間でよかった。

・日記を2年半くらい続けている。スマホが壊れたこともあり、手書きに切りかえた。どうせなら、いいペンを使おうかと思い、ずっしりとした重さのペンを買った。ワインのような色のインクでおしゃれ。最近、日記を書き忘れ続けている。ぜんぜんペン使ってない。あれっ

・箱根に旅行に行ったとき、彫刻の森美術館に訪れた。そこで「しつもんブック100」という本を買った。なんでもないような質問が100問載っている、自己理解あるいは相手理解の深まりそうな本。この前ヴィレヴァンに売っていて、私の箱根の思い出はよ!?という気持ちになった。

・創作を再びするようになったし、公開するようにもなった。今年は一次創作である小説を2つ書き上げることができてうれしい。しかも初めての連作。

さらには短歌にも挑戦してみた。こちらは映画の力を借りている。文字数やリズムは最低限合わせようと思ったが、振り返ってみるとぜんぜんあってなかった。

褒めてもらったり、見てほしい人に届いたり(と思いたい)と思い切って公開してみてよかったなと感じる。年が明けたら、賞に応募するための作品を書きたい。


2023年の振り返りはこんな感じでしょうか。今年noteを覗いてくださったみなさん、ありがとうございました。来年もnote書くぞい。
瓶宮でした。それでは!

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