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【相補性】相反するものが補い合うまるい世界

この世界には
相反する性質をもつものが存在している。

量子力学的には
粒と波
位置と運動量
生きている猫と死んでいる猫
とか

統一理論ができたら変わるかもしれないけど
ミクロとマクロ
量子力学と古典力学
確率論と決定論
とか。


相反するものが補い合うことで
系の完全な記述が得られるのだとすれば

この世界はなんて懐が深くて
優しいんだろう。

自分とは正反対のタイプの人とか
似ているようで全然違う人とか
いろんな人、
種、
多様なものたち。


太極図は必ず円で描かれるのだという。
まるい、世界。

そのこころは、
ALL OK
なのではないかと。


量子力学の育ての父、
相補性を提唱したニールス・ボーアは
最期まで、アインシュタインとの議論を
真摯に続けたのだという。

考え方が違っていても相手を尊敬し
大自然を前に謙虚な姿勢を貫く。

その在り方が、きっと丸い世界をつくる。


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