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広田淳一
2023年8月27日 06:21
2021年12月27日のツイートより今日は「ワンスペース問題」について書いてみたい。と、この話を始める前に断っておくとこれは完全に僕の造語だ。「なんだそれ?」だと思うのでまずはそこから説明したい。多くの俳優に対して僕はよく「相手をよく見て」「よく聞いて」「よく受けて」という意味のことを言うが、そうすると人によっては「目を逸らさずひたすら相手を見つめ続ける」現象が起きる。正面を向いて相手役を
2023年8月24日 03:08
2023/05/16のtweetより今月から再開した「演技のためのジム」は引き続きイプセン『人形の家』に取り組んでいる。これまでジムでは複数のシーンを取り上げて適宜ペアを組んでやってもらってきたのだが、今月はとにかく延々とラスト・シーンだけを全チーム、全日程で続けてもらっている。意外とこれが飽きないのだ。ノーラがラストシーンでヘルメル相手にカマす台詞の数々は、やっぱり今見ても非常にスリリン
2023年8月22日 10:04
2023/06/14のtwitterよりパワフルな演技とリアリティのある演技、いつでもこの2つの両立は難しい。騒がしく大げさな演技をすれば、不自然で、リアリティの無いお芝居になってしまうし、かといって自然さを追求して演じれば、スケール/サイズの小さな演技になってしまう。どう解決すればいいのか?結論から言えば、リアリティを犠牲にしてでもパワフルでスケールの大きな演技をやってみたり、あるいは、
2023年8月20日 06:12
2023/06/28のtwitterより今日は「声の対象」ということについて考えてみたい。声は、演技を考える際にかなり重要な要素のひとつだろう。良い声を出すための指導をしてくれる「ボイス・トレーナー」なんて職業が存在していることからも、表現にとっていかにそいつが重要視されているかがわかるだろう。発声の方法とか、そのためのストレッチとか、筋トレとか、もちろん、そういう「訓練」も有用だろう。そ