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本を読む習慣

 本はたくさん読んだほうが良い。小学生の頃から何度も言われたきたし、大人になってもことあるごとによく聞くフレーズである。最近、ネット販売に目覚めビジネス系のYouTubeにハマっている友人から、評論家の勝間和代さんのYouTubeチャンネルを勧めされた。もちろん勝間さんのことは知っていたしYouTubeやってるのも知っていた。でもVRゴーグルを体験しているシュールな動画しか観たこと無かった。

 この動画は言わずもがな最高なのだけれど、友人にオススメされた通り他の動画も観ることにした。どの動画も大体5分〜10分くらいで丁度いい長さだった。勝間さんは本を読む大切さみたいなことを何本かの動画の中で語っていた。

 「人生のヒントは本に詰まっている」「私は一日1冊〜1.5冊読んでる」「一週間に1冊〜2冊本を読むと上位5%に入る」とこの動画で語っていて、観終わったあと自分の中でスイッチが入る音がした。

 すぐに図書館に行き(節約節約)、2冊本を借りてきた、そして今そのうちの1冊読み終えた。『小さな習慣』という本。

 本を読む習慣をつけるための本をまず読んだという何とも皮肉なのだが、本の内容としては納得のいくことが多く自分でも実践できそうなことが書いてあった。
 
 本のタイトルの通り習慣にしたいことは極力小さいことから始めようという内容だった。例えば、本を読むことを習慣にしたかったらまず1日2ページ読むことから始めるというようなことである。体を鍛えることを習慣にしたかったら腕立て1回を目標にしてみるとか。小さい目標を設定すると大抵はそれより多くするようになるというのである。
 
 なるほど。確かに、本も気付けば5ページ、10ページと読み進めることがよくある。とりあえずやり始めるハードルを下げることが重要で、やり始めたら自然とやり続けるのだという。しかも別に2ページで終わっても良いので、失敗してやる気を失ってしまうリスクも少ない。
 
 勝間さんによって謎のスイッチが入った私は、この本に書いてあったことを実践して、毎日ちょっとづつ本を読み進め1週間足らずで1冊本を読み終えた。これなら続けていけそうな気がする。ありがとう勝間さん。とりあえずご褒美にVRゴーグルの動画を観るとしよう。


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