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PRの現場で起こっている、2023年注目のトレンドとは

2023年が始まりましたね!今年もよろしくお願いします。
本記事では、私たちがお客様のマーケティング・広報活動を支援する中、現場で起こりつつある変化や注目トレンドについてまとめてみました。


#1 コーポレートPRの重要性

SDGsや働き方に代表されるような企業の価値観や姿勢が消費者の購買行動に影響しているため、プロダクトの価値だけでなく、コーポレートPRをより強化することが望ましいです。そのためにも、広報とマーケティング部門の垣根を超え、より連動する必要性があります。


#2 広報部のプロフィット部門化

これまで、広報部というと”非プロフィット部門”と認識されている企業も多い傾向にありましたが、この認識が次第に変わってきています。広報でも、事業貢献を求められる企業が増えつつあり、プロフィット部門への進化が期待されています。それに伴って、広報発のアウトプットに対して、売上関連データと合わせた定量分析に取り組む動きにつながっています。


#3 ハイブリッド広報

社外向け広報において、新聞、雑誌やテレビなどのマスメディア対応が大半という企業は多いでしょう。ですが、一部の企業ではいち早くこうした考え方を改め、お客様の情報接触行動に合わせながら、柔軟に個人メディアへの対応比率を拡大させています。広報がYouTuber、インスタグラマー、TikTokerなどの個人メディアまでカバーし、リレーションを構築する動きが強まるでしょう。


#4 ”お墨付き”としての情報価値

PRに求められる機能価値は、マスメディアや個人メディアを通じた認知獲得から、「お墨付き」の獲得にシフトしています。超情報過多なメディア環境、商品のコモディティ化、物価高などを背景に、より賢い選択をするためのお墨付き情報が求められています。また、その情報を発信する第三者の信頼度も同時に必要となるため、ライター、YouTuber、Twitterなど実名、顔出しを伴う情報はより重要になるでしょう。

選択をサポートするサービス「mybest」さんが右肩上がりでユーザー数を伸ばしているのはそういった時流の象徴かもしれません。

当社でも、2022年にはYouTuberとのリレーションシップを築く機会も増え、企業側からの本取組みへの注目度も増しています。


#5 習慣づくりで、売上げアップ

「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる・・・」といった名言も存在しますが、自社プロダクトを取り入れた習慣づくりによる価値創造を目指す企業は増えつつあります。習慣が定着することで、新しい顧客の創造やリピート購買、ひいてはLTVアップにつながります。習慣化にはきっかけ、ルーチン、報酬の3つが大事だと言われています。これらの要素を踏まえて、PR戦略に落とし込むことで、成功しているケースが出てきています。

当社でも習慣デザインのメソッド確立を目指し、事例研究やデータ分析を進めています。


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