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訪問看護ステーションと資産運用

本日は、あまり介護業界の方から話題は上がらない「資産運用」についてお話ししたいと思います。

日本円が弱くなっている

5月9日には、円安が進み、ついには1ドル131円にタッチしましたね。

アメリカは金利上昇、インフレ抑制政策な中、日銀としては特に介入は行わずこれまで通りの金融緩和をし続けるそうです。2%のインフレ目標に拘り、今の円安も歓迎する意向です。

円安トレンドはまだ続くでしょう。

これからも貧しくなる日本

あまりに急な「ドル高円安」は資源を持たず、食糧自給率が低い日本では物価高を引き起こします。現に4月から値上げラッシュですね。

物価が上がるスピードに対して、給与は連動して上がっているわけではないので、生活は苦しくなります。

ただでさえ所得がここ30年変わらない(むしろ実質は減っている)日本は、相対的にどんどん貧しくなっていきます。
そしてこれからも物価が上がり続け、税金も上がっているので、サラリーからの可処分所得は減り続けます。

資産運用への理解がない日本

安倍政権の時くらいから、国は、将来的に年金だけじゃ無理です、老後資金は自分で何とかしてくださいね。その代わり、税金を優遇しますよ、とNISAやiDeCoなどの制度が作られていますね。

ただ日本人特有の貯金主義、保険加入主義は、すぐに変わるものでもありません。

このことは、間違いなく「貧しい日本」に拍車をかけています。

海外に目を向けると、株式やFX、ビットコインへの投資が、日本に比べて圧倒的に盛んです。
(経済ニュースで仮想通貨の値動きのコーナーやCMなどもこれでもかというくらい流れています)

海外のある有名私立大学は、運用益の数%を優秀な教授・学生を招くために使うと公表しています。

そのため、優秀な教授が集まり大学の価値を高が高まり、有名な研究や論文が世に出て、優秀な学生も絶え間なく輩出するなど好循環ができています。

日本国内の大学もようやく運用に乗り出したようですが、海外の規模には遠く及びません。()

海外の大学の運用益は、私立大の学校運営上の収入(受験料や授業料)に匹敵します。

残念な事実としては、ここまで海外と日本とでは差がついてしまいました。

更に恐ろしいのは、海外の投資信託のこれまでを見ていると1980年から90年代は日本国内株式への投資が約4割を占めておりました。

しかし残念ながら、直近だと5%を切っている状況です。

この状況からも分かるように、現状だと海外の投資家からも見離されている状況であり、これからの成長性に魅力がないと見られています。

資産運用が必要な理由

一言で言えば、事業収益だけで完結せず、収益を運用することでよりスタッフの給与を手厚くするための原資を作ることができるからです。

資産運用を適正に、また長期視点で行うことで、複利の力を最大限に利用することが可能になります。

ということでビコーでは会社の資産も海外で運用しております。

会社の資産運用方式に関しては、海外の大学方式です。
投資で得た運用益の一部を優秀な看護師・リハビリスタッフの給与に還元し、さらに事業体として強くなるように再投資をし続ける予定です。

外部からビコーの求人を見た感想として、不思議がられるどころか、業界水準と異なり過ぎて「何か悪いことをしてる会社では」と不信感を抱いた求職者も過去いました。

強気な給与設定のカラクリは、再投資による複利効果の最大化です。

質の高い医療サービスのために給与にはこだわりたい

医療・介護事業は、残念ながらどこの事業所を利用しようが、診療報酬の点数が決まっているので同一料金です(級地指数除く)。

私自身、これまでの記事でも言及している通り、新卒1年目の看護師と、管理者クラスの看護師が訪問した時になぜ同じ報酬なのか、それでいいのかいつも疑問に思っています。

元々、私は、質の高い支援やケアを行い、地域のニーズに応えていくために起業しました。

地域のニーズに常に応えていくためには「優秀なスタッフを採用すること」だけではなく「優秀なスタッフに長期的に会社に貢献したくなる仕組みがあること」が必要だと思います。

同じ報酬の中で質を高めるにも社内教育は勿論ですが、優秀な人材をきちんと評価しそれに見合った報酬を払う必要があります。

その為にも、限られた報酬を効率よく増やす必要があります。
具体的な運用金額に関しては言えませんが、運用益に関しては年間10%を超えて運用できております。

その分、経営的にも余裕ができ、優秀な人材の確保が出来ています。

私自身、専門職でも無く現場に出ているわけではないので、せめて会社に貢献した職員をきちんと評価しそれに見合った給与を払えるよう準備しております。

▼求職者の方はまずは見学からどうぞ!

コロナ禍にあっても、利用者さんニーズに応えていかねばなりません。現在のスタッフで前年度比を上回る訪問数を出しながら頑張ってくれています!

通年で積極採用しておりますので、ビコー訪問看護リハビリステーションにて、体験、見学随時お受けいたします。ご応募お待ちしております。

代表 荒木田美行

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