【神奈川のこと84】地元の夏（鎌倉市/西鎌倉三丁目公園）

朝、近所をウォーキング。

蝉が鳴き、アゲハが舞い、緑色のコガネムシが葉の上で息をひそめています。

帰り道にコンビニでキリンレモンを買って、冷水シャワーを浴びたら大きなグラスにたくさん氷を入れてゴクゴクと飲みます。

TVK（テレビ神奈川）で高校野球の県予選「藤沢清流（旧大清水）VS 百合丘」の公立強豪校の好ゲームを観て涙しました。大清水は親友ひのちゃんの母校だから、きっと喜んでるだろうと想像しながら。そしてベンチ入りメンバーに少年野球コーチ時代の教え子の顔を見つけ、嬉しくなった次第です。

ランチは昨晩のカレーを温めていただきました。

ああ、夏です。

地元の夏がやってきたのです。

風に吹かれて何もかもが乾いていきます。

どこか懐かしさがあります。

昨晩、3年間中止となっていた、風物詩が再開され行ってきました。

地元の同級生の実家で開かれるガーデンパーティ。

素敵な姉妹のいる家で、私は妹の方と小中学校の同級生。

ご両親も健在で、私たちを歓迎してくれます。

地元の先輩や様々な関係の知り合い、お庭の手入れをしている植木屋さん夫婦なんかもやってきて、楽しいひと時を過ごすのです。

小学校時代憧れていたお姉さんの方は、東京で旦那さんと一緒に美味しい居酒屋をやっているので、このパーティでは本格的にお酒や食事を振舞ってくれます。ビールサーバーもあって飲み放題。昨晩はとんでもなく美味しい奄美大島の焼酎がありました。

一定のルールを守って思い思い過ごし、いつ来ていつ帰ってもOKなんです。

教会の用事が夕方まであったので、帰宅後、靴下を脱いでビーサンに履き替え、マイグラスとマイ箸を持ったらいざ出発。17時過ぎに到着し、21時ごろまで夏の夕暮れと夜を楽しみました。

いつもだと一曲サザンオールスターズかなんかをアカペラで歌わせてもらったりするのですが、今回はそんなことも忘れてずっと話し込んでました。

素敵な地元の先輩たち、同級生、初めて会う人、数年ぶりに会う人。このパーティで知り合ってつい最近結婚したなんていう同級生もいたりなんかして、そのことをからかったりしながら過ごしていると、奄美焼酎の酔いも手伝ってまるで夢を見ているような心持ちとなります。

すぐ近くの西鎌倉三丁目公園は、いつもと変わらず、夏の日差しを浴びて白く輝き、夜は暗闇につつまれてひっそりと佇んでいました。

帰り道は、ペタペタとビーサンの音が静かな住宅街に鳴り響きました。

世界が平和でありますように。

ペタペタ。