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方向音痴と「しまなみ海道」

最初に言っておくと、僕は方向音痴だ!!

俺、絶対に迷うパターン5選
他人が道を分かっていて着いていくケース。人についていくときは完全に意識が飛ぶので、次に一人で行くとき必ず迷う。仕事だと「あなた2回目でしょ?」的な視線が痛い。
デパートの中。みんなよく最初に入ったところに戻れるね…ちなみにバンコクのSiam駅前に恐ろしく巨大なデパート(伊勢丹も併設)があるが、そこに入ってから目的のレストランに行くのに1時間かかった。表彰してほしい。
秋葉原。説明しづらいがここは本当に苦手だ。俺はブックオフに行きたいだけなんだ。
オフィス街。例えば家の近くの某交差点は本当に同じようなオフィスビルが並んでいるので、しょっちゅう「あれどっちだっけ?」となる。近所なのにw
たくさん出口がある地下鉄。特に池袋お前だ。

初めて「しまなみ海道」に行ったときにも迷ったのは、我ながら驚いた。基本非常にシンプルな行程だからだ。ちょっと地図とは違うルートで冒険してみたというのもあるが、あまりにもコースアウトして真冬の夜7時に恐ろしい思いをした。しまなみ海道は昼間はとてもおだやかだけど、夜は灯りも少なく海が間近にあるのでめちゃくちゃ怖い。凍えながらようやく尾道に帰ってきたときは、これほど町の灯りをありがたく思ったことはない。

しまなみ海道。昼間はおだやか

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夕方。船の中から。すでに怪しい雰囲気

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夜はそれどころじゃなく写真撮れなかった笑

グーグルマップの開発者にはノーベル賞をあげたいと思っている。これがなかったらと考えるだけで恐ろしい。おそらく行動範囲が今よりも大幅に制限されていただろう。

やはり迷わず、早く目的地に行く、ということが何事も大事だからだ。特にビジネスにおいては。

一方で、開き直るわけではないけど、地図を持たず迷いながら目的地に行く、という経験も同じくらい必要なのではないかな。

僕は今独立して、まあそれなりに思い通りの仕事ができていると思うけど、ここに来るまでには本当にいろいろなコースアウトをしてきた。

業種はこれまでIT、金融、税務、監査をしてきた。飽きっぽいというのもあるが、キャリアとしてはかなりフラフラだ。

だけど今振り返ってみると、キャリアの最初のIT経験ってすごく役に立っていると思っているし、その後もフラフラしているように見えて、自分の中では「中小ベンチャーの支援」という筋があるのだ。後付けだけど。

後付けだろうがなんだろうが、迷ったことを卑下せず、今やっていることは後に必ず役立つ、いや役立たせるくらいに考えてもいいのかな、と思う。やることがあるだけマシなのだから。

そのかわり、どんなに迷おうと、何とか進み続けることが大事だ。見失って歩みを止めてしまうのは何にもならない。今はインターネットでいろいろな情報が入り、その結果デメリットがたくさん見えて、何かやりたくてもあーだこーだ理屈をつけて動けなくなってしまう若者を見たので、ちょっと書いてみた。

有名な起業家が言っていた。「世間はあなたの自尊心には関心がない」と。つまり自分が恥ずかしいと思っていても、それは世間的にはどうでもいいのだ。

単なる方向音痴から話が大げさにコースアウトしてきたが、迷うも迷わないも同じくらい大事だ!

なので、休日はなるべくグーグルマップを使わず、いろんなところに行くようにしている。昨日も新宿に用事があり、もう何百回も行ってるわけだし、グーグルマップなしで行ってみた。

が、東南口とか南口のあたりが曖昧になり、結局迷い、グーグルマップ使いました!