美術回路

アートとビジネス。二つの分野をまたぐこと。

「アートをビジネスに取り入れる時、初めに知っておきたいこと」というテーマで、前回のnoteでは「アートの内在化が大切」と書きました。アーティストの感性や見方に影響を受け、自分の物のとらえ方が変わってしまうことが、まずは大事ではないかと。

では、その上でどのように、アートを取り入れたビジネスを実践すればよいのか? その実践例と効果を、先日の「渋谷のラジオ」で話してきました。

▶︎こちらから聴けます↑

アートを取り入れた「社内コミュニティーの活性化の方法」や「新たなプロダクトの開発法」について、美術回路の東が話しています。聞き手は、芸大出身で電通Bチームに所属している高橋窓太郎くんです。

話していて一つ気づいたことがあります。それは、「アート・イン・ビジネス」のように異ジャンルをまたぐプロジェクトでは、両分野ともに精通している必要があるということ。どちらか一方のみでのプロが、異分野について説くよりは、二つの分野をともによく知っている人が話す方が翻訳がうまくいく。「アート・イン・ビジネス」でいうと、アーティストの姿勢・作品からの学びが、いかにビジネスパーソンにポジティブな影響をもたらすかという、アートとビジネスの両側面から物を見る力が必要ではないか。

「渋谷のラジオ」で芸大卒の高橋くんと話したり、アート界とビジネス界の両方に属している美術回路のメンバーと本を書いたりして、ジャンルをまたげば新たな景色が見えることを体感しました。

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