女性の自由さと、男性の不自由さ
昨日に引き続き、NHKの番組「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ ~ “衣服” 服を着るという進化~」から。
番組の中では、女性の服装の自由さと、男性の服装の不自由さについても語られていた。
(NHKオンデマンドで視聴できます。)
確かに、現代の日本において、女性は、スカートとパンツスタイル、どちらも自由に選択できる。
男性の服装はというと、パンツスタイル(ズボン)がメインで、スカートをはいた男性をみると、おそらく、それを特異なものとみる社会の目があると思う。
この頃では、おしゃれな男子がスカートをファッションに取り入れているのも見かけるけれど、まだまだ、それを何事もないように受け入れる人は少ないだろう。街角でスカート男子をみかけたら、振り返ってしまうかもしれない。
「正装」という場面でも、女性はスカートでもパンツスタイルでも、そして上衣の選択の幅も広い。
でも男性は、機能性の悪い、動きにくいスーツのワンパターンだ、その中に閉じ込められる。さらに必ずネクタイで、首を絞めつける。
今現在の世の流れとしては、女性の社会進出、地位向上を訴える声が多い。
だけど、男性の縛りつけを、解放に向かわせる声は、ない。
ジェンダーレス、ジェンダーフリー、ジェンダー平等。
時代の流れはファッションにも表れる。
ジェンダーレスの制服は採用が進みつつある。
次は、動きにくいスーツ、縛り付けるネクタイから、男性を解放する番かもしれない。
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