読書のそのあとで。

今よりずっと若い頃、『愛情』とは狂気の一種類だと思っていた。でも、本当はそうじゃないことを、今では知っている。

『愛情』は狂気そのものであり、そこから派生する様々はひとを殺める凶器となり得る。狂うほどに甘美なのだ、蕩けるくらいに。

山田詠美著『ジェントルマン』読了。


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